この日優勝が決まる訳ではない日本シリーズ第4戦。「間違って胴上げしないかな?」の淡い期待は捨てて、「この日で王手だぜ」と気持ちを切り替えて東京ドームへと向かう
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ドームシティ内に掲げられた垂れ幕が気分を少しずつ盛り上げてくれる。
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テンションを上げる為、原監督の背番号が入った帽子を購入するが、隣の息子は「俺・・・被らないから・・・いいよ」と優しく拒否された。あら?ノリ悪いのね・・・
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座席は一階内野席。マウンドと一塁ベースの延長戦上である。隣の叔父様は一人で大声を出して延々とライトスタンドの声援に合わせて応援歌を歌い続けている。
いきなり先発高橋尚の三者連続三振を奪う幕開けで期待が高まる。しか~しランナーはたくさん出るものの、点数になかなか結び付かない。そしてそれまで好投を続けていた高橋尚が三回に滅多打ちにされ4失点。好機での凡打や第一戦で活躍したセカンド木村拓の記録に残らないエラーや走塁ミスが続く。そして八回表に致命的な2失点・・・この時点で席を立った。気付けば隣の叔父様はすでに席を立っていた。
【おれ、何やっちゃってんの? 五回、けん制で飛び出してタッチアウトになった木村拓はぼう然。左は二岡】
結局帰った直後にラミレス外野手(35)の1号3ランが出たものの4-8で敗れ、2勝2敗。東京ドームでの胴上げも無くなった。生まれて初めて「観戦した試合の試合終了を自宅テレビで見た」試合だった。シャイアンツは先発野手全員安打でファイターズ(11安打)を上回る13安打を放ちながら、3併殺など打線の拙攻が最後まで響いた。
【九回、小笠原が二塁を狙ってタッチアウトになった。これでゲームセット。最後も走塁ミスだった…。左は飯山】
日本シリーズはまだまだ続くのである。
有限会社やな瀬不動産
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ドームシティ内に掲げられた垂れ幕が気分を少しずつ盛り上げてくれる。
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テンションを上げる為、原監督の背番号が入った帽子を購入するが、隣の息子は「俺・・・被らないから・・・いいよ」と優しく拒否された。あら?ノリ悪いのね・・・
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座席は一階内野席。マウンドと一塁ベースの延長戦上である。隣の叔父様は一人で大声を出して延々とライトスタンドの声援に合わせて応援歌を歌い続けている。
いきなり先発高橋尚の三者連続三振を奪う幕開けで期待が高まる。しか~しランナーはたくさん出るものの、点数になかなか結び付かない。そしてそれまで好投を続けていた高橋尚が三回に滅多打ちにされ4失点。好機での凡打や第一戦で活躍したセカンド木村拓の記録に残らないエラーや走塁ミスが続く。そして八回表に致命的な2失点・・・この時点で席を立った。気付けば隣の叔父様はすでに席を立っていた。
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結局帰った直後にラミレス外野手(35)の1号3ランが出たものの4-8で敗れ、2勝2敗。東京ドームでの胴上げも無くなった。生まれて初めて「観戦した試合の試合終了を自宅テレビで見た」試合だった。シャイアンツは先発野手全員安打でファイターズ(11安打)を上回る13安打を放ちながら、3併殺など打線の拙攻が最後まで響いた。
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日本シリーズはまだまだ続くのである。
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