東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業49年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

歌舞伎:「切られの与三」

2018年06月03日 09時48分41秒 | 歌舞伎の話

渋谷のコクーンシアターで「切られの与三」を観た。

 

【みどころ】1994年の誕生以来、とどまることなく進化を続ける「渋谷・コクーン歌舞伎」。古典に新たな風を吹き込み、劇場空間には熱気が満ちあふれ、これまで数々の話題作を生み出してきた。
 第十六弾となる今回、コクーン歌舞伎に待望の新作が登場。美男美女が別れと再会を繰り返す江戸世話物の人気作『与話情浮名横櫛』が、まったく新たな演出で生まれ変わる。串田和美の演出・美術、木ノ下裕一(木ノ下歌舞伎主宰)の補綴で、古典と現代を融合させる新しい挑戦が今ここに始まる。出演は与三郎に中村七之助、お富には今回がコクーン歌舞伎初出演の中村梅枝、そして中村扇雀をはじめ、片岡亀蔵、中村萬太郎、中村歌女之丞、中村鶴松、真那胡敬二、笹野高史。奇遇な出逢いを繰り返す与三郎とお富、その因果の渦に巻き込まれ、運命に翻弄される周囲の人々、それぞれの生き様を描いた疾走感あふれる『切られの与三』。存分にご堪能ください!

私にとって2011年6月以来、7年ぶりのコクーン歌舞伎である。その時の演目「盟三五大切(かみかけてさんごたいせつ)がとても素晴らしかったので、今回も楽しみに劇場へと向かう。

立見が出るほどの賑わいの館内は熱気でムンムンしており、若い観客が目立った。

私の好きな七之助はこの日も実に妖艶で、ピアノ・ベース・トランペットの生演奏や、今回も「雨」の演出がとても素晴らしく、花道のないコクーン名物?である観客席内を縦横無尽に練り歩く演出も健在だった。幕間も10分、20分で気が付けばあっという間の約2時間半だった。

運命とはいつだって数奇なものなのである。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする