【本日は連休初日。予約投稿にて】
【お燈祭り】
新宮駅前にあった「お燈祭り」の銅像。
熊野速玉大社の飛地境内摂社である神倉神社で毎年2月6日に行われるもので、白装束・荒縄で身を包んだ約二千人の男達が松明をもって、538段の急な石段を駆け降りる伝統の奇祭とのこと。観光案内所で二時間の散策で回れる場所を確認した際に、候補としてこの神倉神社が挙がっていたのだが、段数を聞いて訪れなかった自分を反省。ちなみにかつて俳優の原田芳雄さんが新宮市出身の芥川賞作家・中上健次さんとの親交もあり、毎年のように登られていたのは有名な話だそうだ。
【鯨とイルカ】
新宮で「鯨踊り」の文字をよく見かけた。約300年前、当時この地の領主水野氏が、京都の公家に鯨の肉を献上した際に鯨おどりとして整えたといわれ、以来、三輪崎八幡神社の例大祭に大漁を祈って披露されるとのこと・・・ふと思い出したのが、「ザ・コーヴ」なる作品。
特急に乗りながら調べてみると・・・「捕鯨発祥の地」とされる和歌山県太地町で撮影され、第82回アカデミー長編ドキュメンタリー賞を受賞した作品であったが、本作品はイルカ漁の話だった。途中まで思い出した自分に感心していたが、肝心の詰めが甘いのは和歌山でも一緒だった。
【ヤタガラス】
新宮の標識には八咫烏(やたがらす)が描かれていた。
日本神話で、神武天皇の東征のとき、熊野から大和へ入る山中を導くため天照大神(あまてらすおおみかみ)から遣わされた3本足の烏とされ、日本サッカー協会のシンボルマークおよび日本代表エンブレムの意匠として用いられていることで有名であるが、日本に初めて近代サッカーを紹介した中村覚之助氏が、熊野那智大社がある和歌山県那智勝浦町出身だったことが由来とのこと。
さてさて今夜コロンビアとの初戦。頑張れ、ニッポン