先日千秋楽を迎えた大相撲七月場所は横綱白鵬が6場所休場明けに全勝で45度目の優勝を飾った。
しかし仕切り線から大きく離れた立ち合いやエルボーのようなかち上げ、優勝を決めた後のガッツポーズや雄叫びに対して協会を始め、苦言が出ている。実際千秋楽結びの一番をテレビ観戦したが、確かにガッツポーズには少し違和感を感じた。その昔、昭和59年五月場所13日目で横綱隆の里と対戦した大関北天佑が勝ち、その時点で北の湖が優勝を決めた一戦があった。その瞬間、北の湖の弟弟子である大関が振り返り、控え力士席に居た北の湖が小さく笑顔で応えるシーンが、横綱たるもの喜怒哀楽を顔に出さないものだと思っていたのでとても印象深かった。
そして開幕した東京オリンピック開催では柔道の各階級で金メダルを決めたシーンでほとんどの選手は笑顔やガッツポーズで喜びを表現していた。
日本を代表する武道でも大きく異なるのは、横綱は別格なのだろうか?
※本日はAの誕生日。おめでとう。
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