先日出掛けた熊本・福岡への今年最後のひとり旅。
友人が待つ熊本はひとり旅と言えるのか?は別として、熊本空港まで迎えに来てくれた友人の車に乗せてもらい、市内へと移動。常宿にチェックインし、荷物を置いてひと休みすることもなくすぐにもつ鍋(画像上段左)宴会からスタート(中略)。翌朝いつものように熊本城の復興状況(〃上段中)を確認し、滞在時間12時間余りで9時台の新幹線で熊本駅から福岡県小倉へ向かい、2018年4月以来の小倉で老舗鰻店ランチ(〃上段右)。食後に今夏焼失してしまった小倉昭和館や旦過市場を巡った後、門司港駅まで移動し、北九州鉄道博物館や門司港レトロを足早に見学し、博多まで戻り、夕方常宿にチェックイン。
部屋に入ると昨夜の深酒と寝不足でつい意識を失いそうになるが、前回休みだった鍋屋さんにはどうしても行かねばと、開店時間前に連絡すると本日は満席とのこと・・・一度電話を切るものの諦めきれずにひと回転する21時頃に改めて連絡させてもらうことにし、数ある候補の中から数十年前に来店した記憶があるお粥専門店(〃中段左)に開店時間の17時30分に来店。その後以前から興味があったレトロ映画館(〃中段中)で映画鑑賞。21時前に上映終了すると電話で確認するよりも直接来店して、情に訴えることにし、それでも駄目ならば他の候補だと考えながら店へと向かっている途中にお店から席確保の連絡があり、数分後に悲願の来店。とろろをふんだんに使用したお鍋(〃中段右)は実に絶品で、さらにお通しの量と質、いろどり、店内の雰囲気もご主人もスタッフさんも素晴らしかったので次回から定番店にしようと思う。
そして最終日は朝から雨だったが、今回も朝散歩を兼ねて市場まで歩き、いつものお店(〃下段左)で辛子明太子を購入し、11時のチェックアウト後に少し早めのランチで福岡定番の天ぷら定食(〃下段中)を食し、博多駅で下車して老舗パン屋・シロヤベーカリーでサニーパン(〃下段右)を購入し、福岡空港で最近私のブームである「これまで購入したことのない明太子シリーズ」として数品購入して羽田へと向かった。
今回はほぼ「再訪」ばかりだったので新鮮味には欠けてしまったものの「深堀」が出来たこれまでとまたひと味違ったスタイルのひとり旅だった気がする。また最近のひとり旅での優先順位の中に「繁華街」がすっかりランクダウンしており、「食」「お土産」が上位となっているのは、もうそんなお年頃なのかも知れない。ただ今回はスケジュールの関係で柳川の老舗鰻店は次回のお楽しみとしたので、今回のお鍋同様、近いうちにきっちり心残りを回収しようと思う。