日本オリンピック委員会は2030年冬季五輪・パラリンピックの札幌招致を断念し、2034年以降について開催の可能性を「探ること」に変更すると発表した。
東京五輪の汚職・談合の発覚以降、メディアの調査では反対が賛成を上回ったことを踏まえ、「現時点では理解が進んでいる状況にまで言えない」との判断はそりゃそうだろうな~と思う。東京オリンピックで様々なことが露呈され、無観客をはじめ多くの「ケチ」がついてしまった。以前も書いたようにオリンピックは都市単位ではなく、サッカーやラグビー、バスケのワールドカップ同様に国単位での開催にすれば競技場の建設も所有している都道府県で開催すればわざわざ建築する必要がないのにと思う。
当初1250億円だった予算が1850億円に引きあがり、2300億円程度になる2025年開催予定の大阪万博の必要性については正直よく分からない。「お祭り」が大切なこともよく承知しているものの、スクラップアンドビルドでここまで発展して来た日本であるが、もうそろそろ方向転換の時期ではないかと思う。