26年ぶり3度目の日本一に輝いた横浜ベイスターズの下剋上で今シーズンが終了した。ちなみにリーグ3位からの日本一は2010年のロッテ以来2度目で、レギュラーシーズンの勝率5割7厘は日本一に輝いたチームの中で最も低いらしい(余計なデータだな)。
そして今シーズンをもってドラゴンズの立浪監督、イーグルスの今江監督、タイガースの岡田監督、バファローズの中嶋監督が退団した。ライオンズの松井監督はシーズン途中で休養してそのまま退団退任となった。ドラゴンズとライオンズは成績不振での退団は仕方ない面もあるが、タイガース岡田監督は昨年38年ぶりの日本一になり、今シーズンもクライマックスシリーズ進出を決めた上での退団で、バファローズ中嶋監督は前年までリーグ三連覇したにも関わらずである。さらに球団創設20周年で初の交流戦優勝したイーグルスは2年契約で1年を残したうえでの解任はなかなかシビアである。サッカーと比べるとそれなりの期間は指揮を執れるプロ野球ではあるがなかなか大変である。勝てば官軍であることも間違いはないが、チーム改革は一朝一夕ではなかなか難しく、それなりに時間を有するもので、せめて契約期間途中での解任は何とかして欲しいものだと本人も思うことではないだろうか?
どちらにせよ来シーズンから12球団の約半分の5球団で新しい指揮官が誕生する。さてさてどんなシーズンになるのだろうか?