南米チリで日本の人気サッカーアニメ「キャプテン翼」に、女性への暴力的な描写があったとする審査団体の判断は不当だとして、放送したチリ国営放送(TVN)が罰金の無効などを求めた訴訟の判決で裁判所は「性を理由とした暴力ではない」と指摘し、罰金約511万ペソ(約73万円)の支払いは不要だとの判断を下した。判決によると、裁判長は、「(キャプテン翼は)暴力的なものではなく、サッカーに没頭した子どもたちの進化の物語だ」などとした上で、「(三杉の)攻撃性は、マネジャーが女性だからではなく、他人の秘密やプライベートを漏らしたために生まれたものだ」とした。
「女性がたくさん入っている理事会は時間がかかる」との発言に対して女性議員を始め公式スポンサーからの批判の嵐から五輪ボランティアが970人辞退するまで波及し、辞任した東京オリンピック・パラリンピック組織委員会会長。後任有力候補者も高齢だったこともあり結局辞退となり、女性候補を筆頭に擁立に奔走している。性別差別にも厳しいが高齢者にも厳しい。そもそも昨年開催されていれば起こらなかった事態であるが、今夏開催されなければまた違う火種が勃発するだろう。ちなみに先日の新聞の投稿された川柳「じいがじいしてじいもじい(爺が辞意して爺も辞意)」はなかなか秀逸だった。
花粉症の原因は「・・・人間の体には、体内に侵入しようとするウイルスなど外敵(異物)を排除しょうとする働き(免疫機能)があるが、様々な要因で免疫機能のバランスが崩れると、人によりアレルギー反応が起こり、無害な植物の花粉にまで免疫の過剰反応が働き、これが一般的に花粉症の原因されている」と以前書いたが、このようなニュースを見聞きする度ふと重ねてしまう。大変な「季節」到来である。
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