映画「ラスト・ムービースター(2017年)」を観た。
【解説】「脱出」「ロンゲスト・ヤード」「トランザム7000」「ブギーナイツ」など数多くの作品に出演し、2018年9月に82歳で亡くなったバート・レイノルズの最後の主演作。劇中にレイノルズの過去作品が多数引用され、落ちぶれたスターという役柄をユーモアたっぷりに演じる。かつては映画界のスーパースターとして一世を風靡したが、今では人びとからほぼ忘れられている状態のヴィック・エドワーズのもとに、ある映画祭から一通の招待状が届く。功労賞を送りたいという映画祭にしぶしぶ参加はしたものの、騙しに近い名もない映画祭であることがわかり、エドワーズは憤慨する。しかし、そこは彼が生まれ育ったノックスビルの町の近くだった。育った家、大学のフットボールで活躍したスタジアム……久しぶりにふるさとの町を訪れたエドワーズに懐かしい思い出が去来していく。監督は「デトロイト・ロック・シティ」「LOOK」のアダム・リフキン。
その当時、トランザム7000やキャノンボールのバート・レイノルズはよく観たもので懐かしく視聴開始。冒頭飼い犬ミニチュアダックスとの別れがやたら切ない。「相棒」リルとの凸凹コンビでストーリーは進むのだが、進むにつれリルが綺麗になっているように見え、終盤の元妻外出時のシーンは映画「卒業」を彷彿させる。様々な後悔と懺悔、思い出巡りや広すぎる大邸宅等改めてしっかり終活を始めなきゃな~と思ってしまう作品だった。
そして撮影後の2018年にお亡くなり、まさに最後の主演作となった。合掌・・・