今年の初場所は前頭17枚目の徳勝龍が優勝した。
幕尻での優勝は2000年春場所の貴闘力以来2度目で、33歳5カ月での初優勝は年6場所制となった1958年以降で3番目の年長記録、再入幕した場所での優勝は初めてとのこと。事務所に貼られた今場所の番付表を改めて確認する。まあ~よくこの位置から賜杯を手にしたものである。素晴らしい
今回で平幕優勝は31回目で約16場所に1回(年6場所制だと3年に1回)という割合だそうだ。私が覚えているのは1984年に西前頭12枚目の多賀竜が優勝した時で、「横綱・大関以外でも優勝することがあるんだ~」とやたら驚いたものだ。ただ平幕優勝は出世しないと言うジンクスもあり、これまで横綱まで昇進したのは、朝潮(男女ノ川)、佐田の山、貴花田(貴乃花)の3人、大関まで昇進したのは、魁傑と琴光喜、栃ノ心の3人しかいないとのこと。
今回優勝した瞬間の嬉し涙がやたら素敵だった徳勝龍。ジンクスに負けずこれからの活躍に期待して行きたいと思う。
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