マツダスタジアムでのカープとの天王山初戦当日の昼過ぎに広島のおじ様ご用達のお好み焼き屋さんで楽しく昼飲みしてからほろ酔いの中、路面電車でマツダスタジアムへ向かう。野外球場での観戦は2022年の神宮球場以来であるがその時は冬で、2019年夏にほっともっとフィールド神戸へ訪れたものの試合開始前に席を立ったので夏の野外球場は2016年のQVCマリンフィールド以来のようだ(その時は6月だけどね)。
路面電車を降り、スタジアムへ向かう道は赤いローソンを始め多くのカープユニフォーム着用のファンたちで埋め尽くされ、赤一色の状態で歩みを進める。完全に孤立したアウェー感がやたら楽しい。座席は以前座った鯉桟敷のすぐ近くの三塁ジャイアンツ側であったが周りはやはりほぼ赤一色だった。ビジター用のユニフォームを着用しながら天然芝の美しさに見惚れていると、いきなり坂本の先制弾が飛び出す。立ち上がって歓声を上げるだが、立っているのは私だけでそそくさと座る・・・先発菅野が5回1安打57球で余力を残したままきっちり抑え快勝で2ゲーム差に離した。もし私がカープファンであったら途中で席を立っていただろうとおじ様には申し訳ない気持ちもあったが勝利の余韻は気持ち良かった。
球場を出ると駅に向かう薄暗い道には赤ユニフォームが溢れていた。その人ごみの中で私は呉に戻るので広島駅でお別れした。楽しい時間を有難うございました。是非来シーズンもお互いに東京・広島を行き来しましょう。奥様にもくれぐれも宜しくお伝え下さい。
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