新宿から代官山へと向かった。
渋谷から東横線に乗り換える。代官山へは約3年ぶり2回目なので、駅構内で乗り場と方向・駅番を何度も確認し、ホームに上がる。すでに待機していた始発の車内の入口脇に立っていると若い外国人女性が笑顔で私に向かって歩み寄って来た。嫌な予感・・・すると案の定、英語で話し出した。駅を訊ねているのだとは分かったが肝心の駅名が全く聞き取れない。そもそも何も知らない東横線なので代官山以外だと途方に暮れるだろうな~と自信のない顔で、もう一度行き先を確認すると彼女が指差した携帯の画面には「Daikanyama」と書いてあり、「この電車です」と拙い英語で答えた。良かった~代官山で
わずかひと駅で到着し、外国人女性と別れ、蔦屋書店へと向かう。ここで「素顔のマリリン・モンロー」写真展が開催されていた。本写真展は2012年2月にゲッティ イメージズがロンドンに所有する「ゲッティ イメージズ ギャラリー」にて開催された写真展の巡回展で、マリリン・モンローが女優としての初期の頃から、世界で最も有名なスターの一人として活躍していた頃まで、短い人生を華やかに美しく駆け抜けた彼女の魅力あるショットの40点余りが展示・・・とのこと。未公開の写真も多く、「アメリカのセックスシンボル」と称されたマリリンのまたちょっと違った一面が楽しめる。
今回展示されている写真はすべて購入も可能とのことで、「それもネガから直接焼き付けます」と女性スタッフが力説していたが、その凄さが私には良く分からない・・・果たしていくら位なんだろうと写真を眺めつつ、金額を横目でチェックする。金額の表記が非常に小さくて目を凝らしてよくよく確認すると・・・294,000円・・・それからはまず写真よりも値段を先に確認する。値段は写真の大きさに比例していて一番安くても52,900円・・・今回は「いい写真が無かった」ってことで手頃なモンローのフォトブックを購入する。
ちなみに2011年3月に伊勢丹美術館で開催されていた彼女の写真展に出掛けた際に、私は写真を衝動買いしたことがある。今も部屋に飾っているが、妻には値段をかなり低く言った記憶がある。そもそも今ではその実際の価格すら忘れてしまったが・・・
マリリンには大きく分けてふたつの表情がある。
マリリンと言えば誰もが最初に思い浮かべると思われる「目を細めたもの」と、
ごくごく自然体の普通に「目を見開いているもの」なのだが、私は断然後者が好きだ
彼女がもし生きていれば86歳の夏だったんだな~としみじみと思う。
【夏休みまであと3日】