【本日8/18(日)まで夏休みとさせて頂きます。予約投稿にて】
映画「銀平町シネマブルース(2023年公開)」を観た。
【解説】「アルプススタンドのはしの方」「愛なのに」の城定秀夫が監督、「れいこいるか」「神田川のふたり」のいまおかしんじが脚本を手がけ、つぶれかけの映画館を舞台に繰り広げる人間模様を描いた群像悲喜劇。青春時代を過ごした街・銀平町に帰ってきた一文無しの青年・近藤は、映画好きの路上生活者の佐藤と、商店街の一角にある映画館・銀平スカラ座の支配人・梶原と知り合ったことをきっかけに、銀平スカラ座でアルバイトとして働くことに。同僚のスタッフや、老練な映写技師、売れない役者やミュージシャン、映画の世界に夢を見ている中学生など、個性豊かな常連客との出会いを通じて、近藤はかつての自分と向き合い始める。主人公の青年・近藤を小出恵介が演じ、梶原役に吹越満、佐藤役に宇野祥平と実力派が脇を固める。撮影は、埼玉県川越市にある老舗ミニシアター・川越スカラ座で行われた。
舞台となるレトロ映画館がどこかで見たことのあると思っていたら2018年に川越で見たことのあるレトロ劇場だった。いつの時代もどこかで淡い夢を描いている男に対して現実的な妻の対比と生活保護の現実をシビアに垣間見せてくれる。作品完成後の映画館の廊下でのダンスシーン、上映後のおまけは微笑ましかった。ただ館内の様子があまり取り上げられてなかったのが残念だった。
改めて映画はもちろんのこと映画館はやはりいいものだと思った。