東京下町・新小岩駅の不動産屋二代目のつぶやき

東京の下町・葛飾区新小岩で今年創業50年を迎えました不動産屋の二代目が気ままに書き綴った独り言ブログです。ブツブツ・・・

1年半ぶり22回目

2024年06月15日 09時43分25秒 | 街の話

2022年12月以来の22回目の熊本へ出掛けた。

【残しておいた心残り「本渡第一映劇」】

今回は久しぶりの熊本三日間なので予定を詰め込まないように気を付けつつ、空港に迎えに来てくれた友人の車で市内まで同乗。友人が通っているお店でアラカブ(カサゴの九州での呼び名)の刺身や赤牛にぎり(下画像上左・上中)他に舌鼓(中略)。翌朝はいつものレトロ喫茶店でモーニング(〃上右)してから市内にある創業1911年のDenkikan(〃中左)にて映画鑑賞。当初天草にある1965年開館の本渡第一映劇に訪れたかったが、公共機関がバスのみで熊本市内からは3時間弱、バス停の数43とのこと。2018年に約160の停留所で乗車時間6時間半の日本最長の路線バスに乗車した経験はあるものの、また同じルートを戻ってこなければならないことを考えると怯んでしまい断念した次第である。鑑賞後にいつもは飲んだ後に訪れる締めラーメン(〃中中)でランチをし、のんびり街を散策してホテルに戻りひと休みしてから路面電車で集合場所まで移動し、友人の車で八代へ向かい、友人が調べておいてくれた地元の居酒屋さん(〃中右)で乾杯後に現存する最後のグランドキャバレーニュー白馬(〃下左)に入店※。再び市内まで戻り飲み直し(中略)。あっという間に最終日を迎え、訪熊の度に必ず行う熊本城の復興具合(〃下中)を確認してから、三度友人の車で恒例の馬ホルモン定食(〃下右)に連れて行って貰い、空港まで送って貰った。※ニュー白馬については後日詳細に掲示

いつもながらの一瞬で終わった三日間。帰りの機内で爆睡する程だった三日間に満足しながら、自宅へと向かった。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

10kgと20kg

2024年06月14日 09時40分11秒 | 二代目のつぶやき

先日再開したボディボード。ボディボード後のお楽しみの一つとして後輩から教えて貰った道の駅での買い物がある。

妻からの「最近野菜が高い」の言葉を背に、そもそもの野菜の値段を知らないもののとりあえず買い物かごに投げ入れていく。先日は以前から気になっていた近所の直売所に初めて寄ってみた。かなり歴史のある佇まいの建物で薄暗い天井の高い作業所へ恐る恐る入ると、若い女性がひとりで野菜の仕分け作業を行っていた。今が旬の千葉の新玉ねぎを購入。お配りしたいところがあったので10kgを3袋お願いする。

駐車場までのカートが無かったのでとりあえず10kgひと袋を抱えて車に運び、すぐに戻ろうと振り返ると女性店員さんが残りの2袋20kgを軽々と抱えて持ってきてくれた・・・感動と共にもうちょっと鍛えようと思った

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ボディボート再開・season3

2024年06月13日 09時43分34秒 | 二代目のつぶやき

昨年11月以来のボディボードに出掛けた。2022年に再開してからseason3の始まりである。

朝三時に起床して九十九里へ向かい現地で後輩と合流。波に乗っては滑るの繰り返しではあるが毎回波は違うし乗れる距離も違う。それをあれこれ考えながら早朝の海に漂うのは何よりも気持ち良い。今シーズンも後輩とお互いのスケジュールや天候にも左右されるため、3シーズン目ではあるが例年通り月1、2回の海遊びになると思うので当然上手くなる訳がない。ただそれはゴルフやテニス同様に目的はリフレッシュなので全く問題ない。帰りの道の駅での買い物も楽しみだし、往復約3時間のひとりドライブは(音楽は流しているものの)鈍考するにはいい機会でもある。

滑り終えて何気なくマップを確認したら、これまで訪れたゴルフ場がかなり近いことが判明した。ボディボードからのゴルフラウンドもありじゃないか?なんてことも考えてる。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画:「宮松と山下」

2024年06月12日 09時00分00秒 | 映画の話

【本日は連休最終日。予約投稿にて】

映画「宮松と山下(2023年公開)」を観た。

【解説】教育番組「ピタゴラスイッチ」などで知られるクリエイティブディレクターの佐藤雅彦、NHKでドラマ演出に携わってきた関友太郎、「百花」の共同脚本を務めた平瀬謙太朗の3人からなる監督集団「5月」の長編デビュー作。エキストラ俳優の宮松は、時代劇で弓に射られたり、大勢のヤクザの1人として路上で撃たれたり、ヒットマンの凶弾に倒れたりと、名もなき殺され役を演じてばかりいる。慎ましく静かな日々を送る宮松だったが、実は彼は過去の記憶をすべて失っていた。自分について何も思い出せないまま、毎日数ページだけ渡される「主人公ではない人生」を演じ続ける彼のもとに、ある日男が訪ねてきて……。主人公・宮松を香川照之が演じ、津田寛治、尾美としのり、中越典子らが共演。

色々あったからなのかやたら小さく見えた香川照之が役柄にとてもフィットしていた。エキストラシーンと現実が入り混じる演出は面白かったものの含みを持たせるエンディングは勿体無かったか?

中越典子、野波麻帆が好演だった。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ゴズメズ

2024年06月11日 09時00分00秒 | 休日のつぶやき

【本日は連休初日。予約投稿にて】

牛頭馬頭・・・地獄にいるという獄卒(地獄で罪人を責めさいなむ鬼)のこと。また、地獄の獄卒のように情け容赦のない人のこと。(goo辞書より)

この読み方が「ごずめず」というらしい。う~ん読めないし、次も覚えている自信はない。

先日全米女子オープンで3年ぶり2回目の優勝を果たした笹生優花選手は「さそう」、ジャイアンツの船迫は「ふなばさま」と読む。

ようやく阿武咲(おうのしょう)が読めるようになったのにまだまだ私の試練は続く・・・

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

珊瑚礁を目指す

2024年06月10日 09時44分51秒 | 二代目のつぶやき

結婚34周年を迎えた。

30周年の真珠婚式から4年、来年35周年は珊瑚婚式になるらしい。今後40周年のルビー婚式、45周年のサファイア婚そして金婚式50周年と続き、55周年エメラルド婚式、60周年ダイヤモンド婚式、75周年のプラチナ婚式と続く。長寿国日本において可能性が伸びた周年でもあるが、二人で迎えるとなるとなかなかハードルの高い道のりである。真珠、珊瑚、ダイヤモンド・・・と言えば聖子ちゃんである。「Pearl-White Eve」を過ぎ「瞳はダイヤモンド(60年)」までは遠過ぎて分からないが、まずは来年の「青い珊瑚礁」からの懸車之年(けんしゃのとし・70歳)を目指しつつ、どこまで二人で迎えられるか楽しみである。

今年の正月に姪っ子家族と会った際、「結婚記念日はちゃんとやるように」と偉そうに言ったものの、コロナ禍での自粛期間の影響で何も行っていないことに気が付き、妻と食事に出掛けて乾杯した際に、これまでの34年間を振り返りつつ、浜田省吾の「僕と彼女と週末に」のように僕らは色々な話をした。

いつも自由にさせてくれて有難う。今夜からまた機上の人になるけどこれからも宜しくね。

【明日6/11(火)~6/12(水)は当社連休となります】

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画:「月の満ち欠け」

2024年06月09日 09時47分28秒 | 映画の話

映画「月の満ち欠け(2022年公開)」を観た。

【解説】2017年に第157回直木賞を受賞した佐藤正午による同名ベストセラー小説を、大泉洋主演、有村架純、目黒蓮(Snow Man)、柴咲コウの共演、廣木隆一監督のメガホンにより映画化。小山内堅は、愛する妻と家庭を築き、幸せな日常を送っていたが、不慮の事故で妻の梢と娘の瑠璃を同時に失ったことから日常は一変する。悲しみに沈む小山内のもとに、三角哲彦と名乗る男が訪ねてくる。事故当日、娘の瑠璃が面識のないはずの三角に会いに来ようとしていたという。そして、三角は娘と同じ名前を持ち、自分がかつて愛した「瑠璃」という女性について語り出す。それは数十年の時を超えて明らかになる許されざる恋の物語だった。小山内夫妻役を大泉と柴咲が、娘と同じ名前を持つ女性役を有村、三角役を目黒がそれぞれ演じる。

建物の上から登場人物が建物内を登ってくるまでの長回し撮影や走るシーンはとても良かったのだが、娘が生まれ変わりと言われた父親の心情を考えるとなかなか複雑に思えてしまうのはやはり元の生まれ変わり人の生き様があまり感心出来なかったからで、それがなければ希望を持てる素敵な生まれ変わり作品に思えた。だからファンタジーよりもホラーにも思えてしまい、前世の因縁というよりも怨念にも思えるし、生まれ変わりというよりも憑依したとも思えてしまう。「瑠璃も玻璃も照らせば光る」のことわざを初めて知った。劇中登場する1951年開業の早稲田松竹は行ってみたい劇場である。

ちなみに事故現場に花を手向けるシーンがあるが、昔から私は近所の方の心情を踏まえると個人的にあまり感心出来ない作法に思える。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

不二子が逝く

2024年06月08日 09時41分40秒 | ニュースの話

アニメ「ルパン三世」で峰不二子の声を30年以上にわたって務めた声優の増山江威子が亡くなった。享年88歳。

独特の艶っぽい声は幼い自分にはやたら刺激的だった。私の中ではテレビ版ファーストシリーズの峰不二子が好きなのだが、その第一話からしてなかなか露出度が高く驚きと喜びが入り混じっていたものだ。やたら優しい令和の時代では放映されなかったかも知れないエロスがあった。

もうあの「ルパぁ~ン」の声が聴けない・・・合掌・・・

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

交情を続ける

2024年06月07日 09時39分45秒 | ひとり旅の話

先日の大阪ひとり旅は単身赴任中の同級生と関西在住の後輩に会ったので、いつものひとり旅では味わえない「会話」が加わった。会っている間はとにかく話が尽きないのだが、その会話のほとんどが過去の思い出話や愚痴ではなく近況報告がメインだったことがとても良かった。まさに懐メロではなく新曲である。

これはそれぞれの近況の充実はもちろんのこと、三人に驚くほどブランクがある訳でもなく、かといって頻繁に連絡を取り合っている訳ではない絶妙な距離感だからこそ続けて来れた交情なのかも知れない。齢なりに疎遠になってしまう友人知人が年々増えてしまう中、とても有難く楽しい再会だったな~と帰りの空港で疲労困憊になりながらしみじみしてしまった。じゃあまたね。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

愚図再加速

2024年06月06日 09時44分59秒 | 二代目のつぶやき

高齢化の象徴のひとつである「物を無くす」「見つからない」こと。

2022年から少しずつその兆候があり、その都度気を付けて来たのだが先日ラーメン屋さんの券売機で両手に荷物を抱えながら食券を購入し、お釣りを受け取り、財布に小銭を入れているとあら不思議、食券が無いわ。コントのように逆の手に持ってたりするのかな?と確認するも空だった。背広の上着、ズボンのポケットを探すものの食券は見つからず、少し焦り始めると店主さんが厨房から出て来られて、「(発券時に飛び出すことが)よくあるんですよ」と券売機の周りを探してくれるものの見つからない。余りにも申し訳ないのでもう一度購入する旨を告げると、店主さんはおもむろに券売機本体を開き、機内にある控えの発券番号と照合して頂いた。有難い対応に感謝しながら麵を啜る。

それから2ヶ月以上が経ち、鞄の側面のポケットからするりと出て来た・・・う~ん・・・

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画:「BAD LANDS バッド・ランズ」

2024年06月05日 09時00分00秒 | 映画の話

【本日は連休最終日。予約投稿にて】

映画「BAD LANDS バッド・ランズ(2023年公開)」を観た。

【解説】安藤サクラと山田涼介が特殊詐欺を生業とする姉弟役を演じたクライムサスペンス。「ヘルドッグス」「関ヶ原」の原田眞人が監督・脚本・プロデュースを務め、直木賞作家・黒川博行の小説「勁草」を実写映画化した。大阪で特殊詐欺に手を染める橋岡煉梨(ネリ)と弟の矢代穣(ジョー)。ある夜、思いがけず3億円もの大金を手にしたことから、2人はさまざまな巨悪から狙われることとなる。幼い頃からネリのことをよく知る元ヤクザ・曼荼羅を宇崎竜童、特殊詐欺グループの名簿屋という裏の顔を持つNPO法人理事長・高城を生瀬勝久、大阪府警で特殊詐欺の捜査をする刑事・佐竹を吉原光夫、特殊詐欺合同特別捜査班の班長・日野を江口のりこが演じる。

安藤サクラ見たさに視聴したら、彼女似の江口のりこも出演していた。ふれあい荘、事務所、バッドランズまで私好みの建物が登場する。宇崎竜童、生瀬勝久、映画「ヘルドッグス」でも印象的だった刑事役の吉原光夫が好演。また登場人物のしゃがれ声の演出が印象深かった。岡田准一がサプライズ出演する。

詐欺作品自体は好きなのだが、お洒落ではなくリアルで、尚且つ仁義を通さないのでちょっと苦手だ・・・。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ちゃぶ台をひっくり返す

2024年06月04日 09時00分00秒 | 二代目のつぶやき

【本日は当社連休初日。予約投稿にて】

先日観た映画で怒りに任せて自室の物をすべて投げ倒すシーンがあった。

アニメ「巨人の星」でも星一徹がよくちゃぶ台をひっくり返すシーンがあったが、考えてみればこれって今まで自分はやったことがないな~と思った。これまで自分でもカッとなり、ついやりそうになることも多々あったが、いつも「ひっくり返したら片づけるは自分だ」とその後の行動を冷静に考えてしまい、もしやるならばちゃぶ台の上をすべて片づけてからやるだろうけど、きっとそうしているうちに冷静になってしまうだろう。

でも一度はやってみたいな~と思うが、性格的におそらくとりあえず食事は食べ終わってからひっくり返すと思う。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

必要な理不尽

2024年06月03日 09時43分14秒 | スポーツの話

少年野球を指導している方から「すべて褒めて指導する」と聞いた。

まだ叱る指導者もいることはいるが、そのチームと対戦すると大勝すると話されていた。叱られるのは大人でも嫌だし、出来る事ならどんな年齢でも褒めてもらいたいとは思う。もちろん昭和チックな体罰ありきの指導法を支持するつもりもないし、様々なことを踏まえると成果も出ているのであれば指導者としては一番無難な方法なのかも知れない。ただ一度も叱られないまま、世の中に出てしまうと差別のない社会で書いたようなダメージは測り切れない。叱り慣れ、叱られ慣れしていないからやたら面倒になる。

じゃあどうするのか?となると今の時代であればやはり叱るのは親しかいないのだが、本来は他人から叱られることがポイントだと思うんだけどね・・・どうしても今後避けて通れない理不尽ってあるから、その準備はしておいて方が良いと思う。

【明日6/4(火)~6/5(水)は当社連休となります】

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

映画:「ミッシング」

2024年06月02日 09時40分38秒 | 映画の話

現在公開中の映画「ミッシング」を観に行った。

【解説】「空白」「ヒメアノ~ル」の吉田恵輔監督が、石原さとみを主演に迎えてオリジナル脚本で撮りあげたヒューマンドラマ。幼女失踪事件を軸に、失ってしまった大切なものを取り戻していく人々の姿をリアルかつ繊細に描き出す。沙織里の娘・美羽が突然いなくなった。懸命な捜索も虚しく3カ月が過ぎ、沙織里は世間の関心が薄れていくことに焦りを感じていた。夫の豊とは事件に対する温度差からケンカが絶えず、唯一取材を続けてくれる地元テレビ局の記者・砂田を頼る日々。そんな中、沙織里が娘の失踪時にアイドルのライブに行っていたことが知られ、ネット上で育児放棄だと誹謗中傷の標的になってしまう。世間の好奇の目にさらされ続けたことで沙織里の言動は次第に過剰になり、いつしかメディアが求める“悲劇の母”を演じるように。一方、砂田は視聴率獲得を狙う局上層部の意向により、沙織里や彼女の弟・圭吾に対する世間の関心を煽るような取材を命じられてしまう。愛する娘の失踪により徐々に心を失くしていく沙織里を石原が体当たりで熱演し、記者・砂田を中村倫也、沙織里の夫・豊を青木崇高、沙織里の弟・圭吾を森優作が演じる。

自ら髪の毛を痛めて終始苛立ち精神のバランスを崩す母役を石原さとみが映画「MOTHERマザー」で長澤まさみが演じた時のような新境地の熱演を始め、真実の報道との大義名分と先入観、視聴率ありきの報道姿勢との間を苦悩する記者を中村倫也が、ギリギリの状態の妻を懸命にフォローするご主人を青木崇高が、石原さとみの弟を森優作がそれぞれ好演。中でも走り去るテレビクルーの車の窓ガラスを叩くシーンは石原さとみとは思えない表情は衝撃的だった。また劇中で「便所の落書き」と表現されていたSNSの書き込みであったが、本作品ではSNSよりも比重はマスコミへと向いていた。また根拠のない誹謗中傷に対して訴訟するシーンがあるが、悪質の書き込みがなかなか後を断たないのは特定の難しさと共に賠償額の低さだと思う。それは雑誌での確証のない記事が氾濫するのは名誉棄損額の低さなのとどこか似ている気がする。

様々な可能性がある失踪事件は気持ち的に次の段階へ進むことが出来ない辛さと苦しみがある。

【総武線・新小岩駅 賃貸専門店】有限会社やな瀬不動産

東京下町・新小岩駅の不動産屋三代目のつぶやき 


  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

SNSとLINEとサブスクの話

2024年06月01日 09時39分33秒 | 二代目のつぶやき

先日の大阪でのこと。

大阪単身赴任中の同級生を交えた飲み会の中でSNS(ソーシャルネットワークサービス)の話が出た。ネットに疎い同級生が「唯一行っているSNSはLINE」だと言って一同驚いたのだが、東京に戻ってから改めてSNSについて確認すると・・・「サービスに登録した利用者同士が交流でき、インターネット上で人と人とが繋がれるような場所を提供。登録者のみというある程度閉鎖されたコミュニティを作ることで、密接な人間関係を築くことができます。代表的なSNSとして、LINE・ツイッター・インスタグラム・フェイスブック等が挙げられます(DSマガジンより)。」とのこと。

あ~ごめん、あなたは正しかった・・・同級生は過去に私がおススメした映画「スティング」や映画「孤狼の血」を気に入ってくれたそうで、お詫びの印として近日中に単身赴任宅に導入されるサブスクでのおススメ作品を挙げておくので勘弁してね。
 
 
それではこれから楽しい週末をお過ごしあれ。

  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする