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屈斜路湖でクジャクチョウ終令幼虫採集
2017-9-1 (金) 曇り 18度C
この日、釧路川水系源流でオショロコマの調査を行った帰り道、何となく屈斜路湖の湖畔へ出てみた。
ヒメマスの岸寄りが始まっていないかも確かめたかった。
ところどころ湖へと続く農道みたいのがあり、その一本へ入って湖方向へ進む。やがて農道は終わり、森の中に踏みつけ道みたいなのが切れ切れに波打ち際まで続いていた。
湖に出て、しばらく湖畔を散策して帰路に着く。ヒメマスの赤い姿は見えなかった。
帰路に気づいたのだが、この踏みつけ道沿いが、イラクサの大群落になっていた。
もしかして.....と群落をのぞき込むと、はたしてイラクサの葉上におびただしい数のクジャクチョウ終令幼虫が見られた。
ざっと見たところ数百匹はいる。
みなさん、せっせと食草のイラクサを食べて、もう少しで蛹化しそうな気配。
ナックサックからビニール袋を出して、終令幼虫とイラクサを適当に採集して帰宅した。
帰宅して数えてみたらクジャクチョウ終令幼虫が約150匹以上いた。
この項、続く。
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越冬体制のクジャクチョウ
2016-10-21 (金) 強風 晴れたり曇ったり寒い
朝 見事な快晴とおもったらものすごい早さで雲が広がりみるみる気温が下がる。
今日は釣りはやめようと決心。
しかし1時間もしたら急に晴れてきて、それではやっぱり山に行こうかと準備しているうちにまた曇って、強風が吹き急速に気温が下がる。
そこでやっぱり釣りは止めようと再度決心する。
空を見上げるとかなりの早さで雲が流れてゆく。
とうとう釣りは諦めてこの日は懸案のイモ掘りをやった。
芋掘りはけっこうな作業で、面倒なのでつい伸び伸びになっていたのだ。
夫婦して寒風にふるえながら段ボール箱一杯ジャガイモを掘り上げた。
芋掘り作業中、庭に植えてある洋ものベンケイソウの群落に、ボロボロのクジャクチョウを発見した。
この植物の隙間に羽根をたたんで奥深くもぐりこみ静止していた。
クジャクチョウは成虫越冬である。
こんな格好で、ここで越冬する体制に入っていたと思われる。
つまみあげると弱々しく羽ばたいて地面に落ちた。
しかし急に陽がさすと本能的だろうか、羽根を大きく広げて日光を浴びようとする。
陽がかげるとすぐに羽根をたたむ。
弱々しく飛んでジャガイモに止まったりしていたが、やがてどこかへ飛び去ってしまった。
せっかく越冬体制に入ったところを芋掘りでじゃましてしまった格好になってしまった。
これは、翌年撒くために採取した おいしいサヤインゲン モロッコの種子。
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2017-9-30 (土) 曇り 暖かい
満開のヒダカミセバヤにクジャクチョウ。
ヒダカミセバヤ(日高みせばや)Hylotelephium cauticolum。
花は美しいピンク色ですがエゾキリンソウとそっくりな典型的なベンケイソウ科のかたちをしています。
和名はこんなきれいな花、いったい誰にみせようか(みせばや)、といった感動が語源のようです。
本来は北海道日高地方の荒涼とした海岸や高山帯の岩場に張り付くように生育しています。
昔、旭川の山草販売店で一株購入、その後、我が家の庭の片隅で何十年も細々と生きてきましたが、生きているのがやっとといった風でした。
最近ちょっとその気になって本来の生育環境である岩場風の場所に株分けして植え替え、せっせとハイポネックスなどで元気をつけると、二年でみちがえるような立派な株になりました。
そして、秋には見事に咲き誇りました。
この日の午後、満開のヒダカミセバヤの花にクジャクチョウたちがきているのを せっせと撮影しました。
クジャクチョウは実に多くの花々で吸蜜しますが、みなさんはこの蝶がヒダカミセバヤで吸蜜したという観察経験や記録を知っていますでしょうか。
私にとっては初記録なので、とりあえずこのブログにアップしておきたいと思います。
このとき 攻撃的外来種筆頭とされる セイヨウオオマルハナバチ 3匹がきているのも撮影しました。尾端が白いのが特徴です。
2013年に特定外来生物に指定されて以来、見つけ次第、駆除するという方もいるようです。
このハチにかかっては日本在来のマルハナバチたちに勝ち目はありません。
オショロコマとニジマスとの関係と同じです。
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最後のクジャクチョウ
2017-10-21(土) 快晴 14℃ 風強い
今日は最近にない、すばらしい青空。
しかし外へでてみるとけっこう寒い。
昨日の釣りはけっこう体力を消耗した。
それで、なんとなく今日は山へ渓流釣りにゆく気にならず庭をみると強い風にのってジャック君が1頭、ピユーッと飛来。
しかし彼のお目当てのヒダカミセバヤは、はや花が終わり、最高の蜜源であったマリーゴールドも、このところ何度も霜にうたれてほとんど枯れかけている。
しかし、成虫越冬を前にして、冬ごもり前のヒグマ君みたいに断固栄養を確保しなければならない。
一生懸命にしぼんだマリーゴールドの花にストローをねじ込んで吸蜜トライしている。
あまりに吸蜜に一生懸命で、デジカメすれすれに接写しても逃げないので、つい激写してしまいました。
さすが北国の蝶、クジャクチョウ。ジャック君は実はこんなに毛深いのです。
あれほど沢山庭に飛んでいたジャック君たちも今日はこの1匹のみで、ほかのチョウたちはもうどこかにもぐりこんだのかも知れません。
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最後のクジャクチョウ
2017-10-21(土) 快晴 14℃ 風強い
今日は最近にない、すばらしい青空。
しかし外へでてみるとけっこう寒い。
昨日の釣りはけっこう体力を消耗した。
それで、なんとなく今日は山へ渓流釣りにゆく気にならず庭をみると強い風にのってジャック君が1頭、ピユーッと飛来。
しかし彼のお目当てのヒダカミセバヤは、はや花が終わり、最高の蜜源であったマリーゴールドも、このところ何度も霜にうたれてほとんど枯れかけている。
しかし、成虫越冬を前にして、冬ごもり前のヒグマ君みたいに断固栄養を確保しなければならない。
一生懸命にしぼんだマリーゴールドの花にストローをねじ込んで吸蜜トライしている。
あまりに吸蜜に一生懸命で、デジカメすれすれに接写しても逃げないので、つい激写してしまいました。
さすが北国の蝶、クジャクチョウ。ジャック君は実はこんなに毛深いのです。
あれほど沢山庭に飛んでいたジャック君たちも今日はこの1匹のみで、ほかのチョウたちはもうどこかにもぐりこんだのかも知れません。
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