北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

オホーツク8月下旬のシータテハ

2017-01-09 10:59:57 | シータテハ
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オホーツク8月下旬のシータテハ

2010-8-20(金) 晴れ 暑い

エルタテハがでれば次は当然シータテハという風に日本の蝶愛好家の思考回路が決まっているのは、すべての蝶類図鑑がこの順序で図版を並べてきたからにほかなりません。

このように人間の思考回路はいつのまにか完全にマインドコントロールされているのです。

そんな話はさておき、この日、シータテハはどこからこんなに沢山でてきたのだろうというほど多い。

普段、この林道ではシータテハは滅多に見かけないと思っていたのに。

シータテハの裏面にはエルタテハ同様、とても変異が多く、少し写真をお示しします。




























きりがないのでこの辺にしておきましょう。

エルタテハと異なり和名のもとになっている アルファベットの C 白斑は、すべての個体でくっきり C の形状を保っています。





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夏の終わり、イチモンジチョウ、C-タテハ、猛毒トリカブト

2015-11-29 17:25:21 | シータテハ
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夏の終わり、イチモンジチョウ、C-タテハ、猛毒トリカブト

2015-8-29 (土)  晴れ



ヒメマルハナバチがひとしきり見られたあと、さらに林道を登ってゆくと汚損したヒョウモン類やイチモンジチョウが吸蜜していた。







色鮮やかにシータテハが1頭、日溜まりに止まっていた。


シータテハは採集後に手のひら写真をとったが何故か左後翅が破損していた。

左後翅破損の理由は何だろう。

きっと、小鳥につつかれかろうじて逃げ切ったのではないか....などと思いをめぐらせたのであった。





後翅裏面の白い C の紋が シータテハの由来です。


ここはイチモンジチョウの個体数が多いので、来年この蝶の撮影にくるには良い場所かも知れない。

きっとチシマヒョウタンボクも多いことが考えられ、そうすると近年人気の例のタマムシも多いかもしれない。

この林道はトリカブトの群落がいたるところに見られて青い花が壮観であった。

トリカブトの毒はアイヌの矢尻に使用されたが小樽の近くの銭函のものが最も毒が強く、好んで用いられたという。







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