北海道昆虫同好会ブログ

北海道昆虫同好会は北海道の昆虫を中心に近隣諸国および世界の昆虫を対象に活動しています。

北海道産ウラジャノメの採卵 その壱

2020-03-15 14:45:02 | ウラジャノメ
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北海道産ウラジャノメの採卵 その壱


2017-7-7 (金)  晴れ  36度C


朝9:30、 北見市郊外のウラジャノメ発生地に撮影にいったが このとき♀を数匹持ち帰り採卵をこころみることにした。





採卵用にウラジャノメの食草リシリスゲ一株掘って持ち帰った。




株を三つに分けて採卵用の環境を作り、母蝶の吸蜜源としてちょうど開花していたエゾキリンソウの花を用いた。 






これらを採卵用のタッパウエアにいれ、母蝶を放して採卵開始。






実はウラジャノメは多くの蝶のように食草に卵を産み付けることをしない。




食草リシリスゲの近くにパラパラと空中に卵を産み落とす、いわゆる放卵の形で産卵する。




生きたままのウラジャノメ♀を三角紙にいれておくと、たいてい5-10卵程度なら三角紙の中に勝手に産んでしまうことも多い。





今回は、けっこうお腹の大きいウラジャノメ2♀♀をタッパーに放した。






さて、どのくらい産むだろうか。





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キベリタテハと大きなヒグマの爪痕

2020-03-13 15:07:39 | キベリタテハ
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キベリタテハと大きなヒグマの爪痕


2017-9-3 (日)  曇り ときどき晴れ 18度C



この日も姉たちのバスケットの試合があり、孫長男君は私たち夫婦のあずかりとなった。



朝のうちは妖怪ウォッチを見ながらクマザサダンゴを食べてご機嫌であったが飽きてきて、山に行きたいという。



そこで、今年の台風被害であちこちで林道崩壊があったので、近郊の山の林道被害状況調査も兼ねてでかけた。










この日入った林道は入り口から数Kmはすでに修復されていたが、肝腎の奥地のほうは未だ破壊されたままで、大雨の時には林道そのものが川になってしまったような凄まじい状況であった。









林道の表土は大きくはがれてしまい、悲惨な崩壊状態。









ここでフキの葉上で日光浴しているキベリタテハを発見した。




















遠景から少し撮影しながら、ゆっくり近づいたが察知され逃げられてしまった。




今日はネットがなくキベリタテハ採集には自信がある孫長男君は悔しがっていた。





このあたりには、以前より♀のヒグマが居着いているが、今日はヒグマ君の気配が無いなあとおもっていると、ありました。




松の木に大きなヒグマの爪痕発見。 




爪を研いだ跡でしょうか。それとも松の皮を剥いで何かの幼虫でも採ったのでしょうか。




川をのぞき込んだら大きな水音を立てて大型サクラマスが数ペア走った。




今日はサクラマス狙いのヒグマが来ているかも知れず、要注意かな。




最後にダムの横、林道に小熊の糞があった。居着きのヒグマ♀に子供ができた模様。





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シータテハ秋型の羽根うらおもて

2020-03-08 20:17:26 | シータテハ
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シータテハ秋型の羽根うらおもて




201X-8-25 (金) 晴れ 強風 27度C


朝11:00 近郊の渓流にオショロコマ調査にでかけた。



しかし、最近の台風大増水で林道はいたるところで崩壊、消失したりしていくつもの渓流で目的の場所に到達不能になっていた。



各所で林道崩壊場所手前で死ぬほど苦労してフォレスターをターンさせて引き返す。



この日、湿った林道のあちこちには多数の羽化したてのシータテハ秋型が吸水していた。




表面は鮮やかな明るい茶色。








しかし、吸蜜するとき以外は羽根を大きく開くことは稀である。




このチョウは草の茂みなどでは羽根をたたむと見事な保護色でまわりの風景にとけ込む。




鮮やかな白い紋様は アルファベットの C の形をしており和名の由来になっている。




しかし逆さまに見たりすると必ずしも C に見えないこともある。




もう少し秋のチョウとして飛んでから、成虫の姿で越冬体制にはいる(成虫越冬)。








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