MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

全国学力テスト結果を考察する

2008年09月06日 | 受験・学校

先に実施された公立学校の全国学力テストの結果が発表され、その結果の検証に対する意見が、新聞などでいろいろな意見が出されている。

報道によると、今回は2回目であるが、都道府県別の結果は ほぼ前回と同じ傾向で、地域間の学力差が固定化しているようだ。

今回の結果から読み取れるのは、生活習慣と成績の相関関係が極めて強い ということである。

「生活習慣」とは、いろいろ考えられるが、規範意識のある規則正しい生活、家族間の対話、地域との係わり、テレビや娯楽への程度など生活環境が学習意欲に大きく影響しているそうだ。

地域格差も顕著であるが、秋田・福井など地方で高く、都会では低い傾向を見れば、その生活環境はかなり違っており、格差に与える影響は納得できるようだ。

また、あまり報道されていないが、教える側の問題も無視できないのではないだろうか?

教職員組合も地域によってテストそのものに意見の食い違いがあり、

如何に教えて子供達の学力向上に努力しているかも、大きな要素だろうと思う。

特に、注目したのは、地域住民の学校教育活動への参加程度が 非常に結果へ大きく影響しているということである。

教育の成否は、学力のみならず人間教育にも 学校と家庭と地域が一体となって取り組むことが、不可欠であり、鍵であると信ずる。

周辺の学校でも、安全を守る活動、授業参観、課外活動、運動会、情報の共有など開かれた教育を目指して地域住民の積極参加が求められている。

自分も積極的参加しているが、現在の教育問題を実感している。

学力テストのあり方の検証も必要であるが、教育界・行政・地域が一体となって 自らの問題として考えていきたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新学期がスタート

2008年09月03日 | 受験・学校

最近は、2学期制の学校も増えているが、関東地区の小中公立学校では、9月1日から二学期が始まった。

朝の子供を守るボランテイア活動や交通安全を守る会も、一斉に登下校時の活動がスタートした。

子供達の元気な顔を見ながら、声をかけると生き生きとした「おじさん、おはようございます」の声が返ってくる。

ボランテイアの皆さんも子供から「元気」をもらって気持ちが晴れてくるのである。

二学期になると、運動会の練習が毎日続くそうだ。

Ab_41_01 かけっこが得意な子も、そうでない子も 秋空の元で 伸び伸びと手を取り合って練習に励む姿は、純真であり、本当に楽しそうに取り組む姿勢が まもなく始まるのだ。

毎年、運動会には、招待を受けて参加しているが、リズム体操やマスゲームに一生懸命汗して終わったときの晴れ晴れしい笑顔がすばらしいのを覚えている。

新学期のスタートにあたり、突然担任の先生が 子供達にお詫びや説明も無く 辞めていった学校もあり、テレビでの校長の説明も聞いたが、子供達はどのように受取ったのだろうか?

かって或る教育の場で、子供達に、『習って覚えて学んで工夫して捨てろ』と話した事があるが、今の子供達を取り巻く環境では、どう弁解したらいいのか?

モンスターペアレンツの話題も聞くが、素直な子供達に 自信を持って正しく教えることを 真剣に学校・父兄・地域が一体となって 考えて行かねばならない。

『夢を描き、努力すれば いつか必ず実現する』ことを 教えていきたい・・・・・

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

学校プール開放指導員教育

2008年07月09日 | 受験・学校

来週から夏休みに入るとともに、各地の公立小中学校のプールが、市民の利用に開放される予定であるが、開放にあたっては事故防止のために、管理指導員が配置される。

以前にも、排水口に児童が吸い込まれて痛ましい事故も発生している。

プールの開放によって親子のふれあいの場として、多くの市民が利用しているが 事故防止に最善の体制が必要となり、管理要員として多くのボランテイアの参加が必須となっている。

体育指導員としての立場で、これまでも長年参加しているが、毎年開放の前には、指導員を対象に、管理要領や緊急時の対応などの講習が行われ今年も参加した。

学校施設も近年、いろいろ設備の改善が行われており、利用しやすくなっているが、安全に利用するための利用者の意識や緊急時の対処方法については、常に高い意識での対応が必要となっているそうだ。

010 今回も、心肺蘇生法やAEDの使用などの救命処置の基礎知識や救命技術の実践訓練を受けて、再確認した。

頭で何回理解しても、イザその局面になれば、なかなか実践できず、慌てることだろう。

こと人の命に係わる事だ。何回訓練を受けても、充分対応できるかは、自信あるとは言えない。

今回も、プールでの事前確認から始まり、溺れかけている被体験者を救う実践訓練も行われた。

012 プールサイドに行けば、誰も気が付かなかったが、プール隅のそこには、子供のモデルが沈んでいたのである。いろんな経験を積みながら、事故防止と的確な非常時の対応が出来るべく、貴重な経験を実践した。

今年も事故のない楽しい夏休みになって欲しいと微力を尽くしていきたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

卒業式

2008年03月21日 | 受験・学校

先日、地域の小学校の卒業式に来賓として出席した。小規模校であるが、現代風にいろいろ工夫されていることに感心した。一言で言えば、卒業生を主役で手作りの式だった。

体育館に手作りのプランターの花が一杯に並べられており、舞台上から卒業生が二人ずつ拍手に迎えられて登場。証書授与式も一人ひとりが、6年間の思い出と決意表明の後、登壇して授与されるのだ。堂々と話す児童、ハニカンで話す児童、上がってしまい話すことを忘れて固まってしまった子など表情は様々であるが、この子達の大舞台での短い一言は、すばらしい思い出となり感動したことだろう。服装も、羽織袴の子、大き目の中学の制服などいろいろで子供達の意志より、親御さんの注文であろう。ほほえましい姿である。

大きな夢を抱き、感激・感動を忘れずに育んでもらいたいものだ。卒業生の言葉や在校生からの送る言葉など、すべて全員が歌う歌でのやり取りである。「生きているということ」とは、それぞれの言葉で、歌で表現する。厳かさはないが、子供達の工夫が感じられてこれも時代の流れだろうか?我々の世代には、代表の言葉でのやり取りが常識であった。また、卒業ソングも、今は、「贈る言葉」「卒業写真」「卒業」などアーテイストの歌が上位を占めている。

「仰げば尊し」や「蛍の光」が、何か厳かで感激涙を誘ったが、今は、殆ど聞かれないらしい。また、感極まって涙をみせる子は、一人だった。

一方、父兄はと言えば、「君が代」斉唱でも、起立する人は、いないし、なんと、式の間中、我が子の晴れ姿?の撮影に没頭しているのには驚いた。気持ちは判らないでもないが、他人にも迷惑をかけるし、まったく幻滅した。同じ父兄には、違和感がないのだろうか?これは、来賓席からは、みな異口同音の声が聞かれた。他の学校でも同じ傾向だと聞いたが、これでは親としての子供の教えには、疑問が残るだろう。年寄りの心配で終わることを願う。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

児童教育環境

2008年02月29日 | 受験・学校

教育環境の改善については、多くの議論と改善が取り組まれている。先日の新聞でも教育指導者の意見として、「教育は、家庭・地域・学校で行われるもので、地域での教育が一番遅れているようだ・・・・」と。全く同感で、特に、都会では顕著だと思う。

子供は環境によって育つといわれているが、最近は、隣り近所のお付き合いが疎遠になりがちで、環境の改善が一番の課題であろう。最近、地域の小学校で、三者の連携を強化するための意見交換会に出席したが、正にこの課題への取り組みについて、話題が集中した。

幸い、この小学校は、地域との連携が比較的上手くいっているようであるが、地域との連携は、簡単ではないようである。地域の住民にとっても、学校はいろんな活動の拠点であるはずであるが、必ずしも参加意識は高くない。団塊の世代の片方が増えてくるので、如何にして教育に参画する意識を生み出してもらえるかが重要であるとの意見が大勢である。

開かれた学校として、地域に根ざした教育を目指しており、保護者と学校と地域が相互理解し、協力関係の構築を強化が期待されている。そのためには、学校からの現状などの情報発信が必要で、ITを含めたあらゆる手段を利用して発信が期待される。

今では、これらのパイプ役としてのコーデイネーターを採用したり、工夫はされているそうだ。保護者にも、自分の子供中心でしか考えられない、所謂「モンスターペアレンツ」が少なくないようで、決して猶予できない時でもあろう。躾を含めて、教育を真剣に考えていきたいものである。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

歴史散歩授業

2008年02月14日 | 受験・学校

今朝の学校安全ボランテイアをしている時に、今日は、4年生は歴史散歩の校外授業で8人毎のグループに分かれてバスで市内の歴史の史跡を訪ねて、実地で学ぶんだと児童が嬉しそうに話してくれた。よく聞いてみると、クラス別ではなくて予めグループ分けされたグループ毎に、最寄のバス停から同伴の先生や父兄の引率無しで行くそうだ。正直 驚いた。

事前に、コースや訪問先の下調べが出来ているようで、それを実際に目で見て確認するそうである。バスに乗車するところから、見送ったが整然と並んで乗車し、社内では後方座席に静かに乗り込んだ。実は、先生は先に目的地に行って待っているようですが、このような社会勉強はすばらしいと思う。今時の教育には、ともすれば批判も多いが、このような社会勉強から、学ぶものは大きいだろう。期待したい。

児童たちの目が輝いていたし、ラッシュ時のバスに混雑もあるだろうが、その求めるところを考えると、地域あげて強力していきたい。

後日に、児童たちに感想をぜひ聞いてみたい。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする