今週の日曜には、大相撲千秋楽の横綱決戦、大阪国際女子マラソン、テニス全豪オープンなど、目が離せない実況放送が相次いでスポーツファンには堪らない一日でした。テレビ実況を見ていていつも感じることは、アナウンサーも解説者もしゃべり過ぎで競技そのものが興ざめすることが多い。視聴者も知識豊富な人や、全く知らない人様々であり、アナウンサーや解説者も調査データなどを話したい気持ちも理解できるが、場面によっては「うるさい!」と言いたくなることが多いと感じるのは、私だけではないようだ。
そんなときに、昨日の歴史に残る?横綱決戦の場面で、NHKのアナウンサーがほぼ無言で緊張した臨場感を伝えていた。読売新聞の欄でそのことに触れられていて、テレビ観戦者を引き込んだ名解説振りを褒めている。
その前に放送されたマラソン実況では、対照的にいつものことであるが、女子解説者のしゃべり過ぎが目立った。それも事前に紹介するなら関心も高まるが、思わぬ結果がでると「実は、何々さんは体調がどうだったとか」など裏話をだしてくる。求めるアナウンサーのリードも疑問が多い。
特に目立つのが、サッカーやプロ野球のアナウンサーである。絶叫したりくだらない解説はごめんだ。「ゴ~~ル~」と絶叫しているのは、いつも同じアナウンサーのような気がしている。
スポーツシーズンを迎えて、テレビ局の編成部に一考を促したい。