東京マラソンの応援の後、東京の梅の名所の湯島天神の梅まつりを見てきました。
昨年はコロナ禍で梅まつりは催行されなかったようですが、境内の約300本の梅は見頃となって、多くの花見客や受験シーズンを迎えて合格祈願やお礼参りの家族で賑わっていました。
夫婦坂の門脇には、梅が咲き江戸湯島天満宮らしい独特の光景が見られます。
境内の舞台では、例年太鼓や踊りが行われますが、この日の演技は終わっていました。
舞台脇の回廊の蟇股には、鳳凰や眠り猫など無数の彫刻が見られます。
拝殿前の広場では、伝統の猿回し演技が行われており、お猿さんも参拝者に見てね~と声をかけるように階段を飛び越えて、大拍手が送られて喜んでいたようです
梅園の池周りには、白梅や薄紅色の梅など美を競うように咲き誇って、「~湯島通れば~想い出す・・・・」と懐かしい歌を連想する「湯島の白梅」の光景が見られました
参道脇には、合格祈願・健康祈願のご利益がある 撫で牛が2頭設置されていますが、受験シーズンも終了し、参拝客に撫でられて黒光りしていました。
南門の鋳銅製鳥居には、「天満宮」の扁額や几号水準点、可愛い唐獅子の彫刻も見られ、湯島天満宮の歴史が刻まれていました。
拝殿の周りには、鉢植えの梅が多く奉納されて春の梅と参拝者の笑顔が溢れる光景も見られました。
境内は、湯島の坂上に鎮座していますが、梅園を囲む38段の天神石坂(男坂)や女坂の懐かしい姿が見られます。
春本番の訪れを告げる湯島の雰囲気に堪能していました。