コロナ感染防止のため一年延期された「東京五輪2020」が、ようやく開催され国立競技場で無観客で開会式が行われました。
国内を121日間繋いだ聖火は、前日、最後のランナーとして 東京都庁前の都民広場に設置された聖火台に、いだてんで金栗四三を演じた歌舞伎役者の中村勘九郎さんが点火し、上空にはブルーインパルスが飛んで五輪マークを描いていたようですが、テレビからは確認できず、前回の大会で青空に描かれた光景を連想していました。
国立競技場の会場では、開会式が始まるとプロジェクトマッピングなど様々な華やかな演出が行われ、日本国旗の日の丸の旗が高橋尚子さんなど金メダリストにより運ばれて、君が代の演奏で掲揚塔に揚げられて緊張高まる雰囲気に包まれていました。
205ケ国の選手団が入場すると、前回大会のようにトラックを大行進するのではなく、バラバラにスマホで会場の様子を撮りながら思い思いの姿で入場し、想定外の様子でしたが、今回は多様性を重んじた交流の場となっていたようです。
日本選手団は、次回開催のフランスに続いて入場し、会場は無観客でしたが興奮した雰囲気が伝わってきました。
入場が終わると、日本伝統文化の踊りなどパフォーマンスが披露されて大変な盛り上がりが見られました。
会場の上空には、1800個のドローンを使って巨大なオリンピックのエンブレムや地球の形の球体が浮かぶ姿が創られていました。
その後、組織委員会の会長の挨拶、天皇陛下により開会宣言が行われたあと、五輪旗が持ち込まれ掲揚塔に揚げられて、最後の聖火台への聖火点灯が始まりました。
聖火は、プロ野球のレジェンドの長嶋さん王さん松井さんなどに引き継がれたあと、富士山とその頂上に太陽をイメージした聖火台に最終ランナーのテニスの大坂なおみ選手が点火し、競技場には無数の花火が上げられ、競技場周辺は深夜ながら華やかな火と音が響き亘っていたようです。
最後に、今回の東京五輪のトーチの桜模様と五輪マークをイメージして描いてみました。
異例の形で開会されましたが、今回の五輪のモットーは、「ユナイテッドエモーション(United by Emotion)」となっており、世界が感動で一つにつながる・・・大会がモットーに相応しい大会になるべく期待が膨らんでいました。
【添付写真は、テレビ画面から掲載】
派手さがなかった分よりいっそう
心に残る開会式になってよかったのでは
ないかと思います。
今日のオリンピックの競技をいろいろ見て
改めてオリンピックは選手にとって全く
次元の違う試合なのだなあ…・・と感動
しました!