MR.コールマンの挑戦日記

セカンドライフを迎えて趣味のランニングや街歩き、スケッチ水彩画、地域活動などの日常のあれこれを綴っています。

ぶら散歩~伊勢山皇大神宮・掃部山公園

2025年02月01日 | まち歩き

伊勢山皇大神宮は、横浜の総鎮守とも呼ばれ、横浜では初詣や多くのイベントが開催され、節分をまもなく迎えますが、毎年豆まきが開催される人気の関東のお伊勢様の横浜の伊勢山皇大神宮を久しぶりのお伊勢参りでした。

紅葉坂を経て長い階段を上り伊勢山の丘の上に立つ皇大神宮へ向かうと、由緒ある大鳥居や大注連縄柱が目立ち開港以来の横浜の皇大神宮の格式ある景観が見られます。

横浜港の四海を照らす常夜灯の「照四海」と名付けられ、横浜港の守護神として現在もみなとみらいから明かりが見られるようです。

天照皇大神を祀る本殿は、伊勢神宮の旧西宝殿が遷宮された際に、創建150年の記念として譲渡された神明造りの建築で、特別の輝きを感じ心清めて参拝していました。

境内の末社の大神神社も昨年新たに出来た三ツ鳥居が並ぶ美しい景観が見られます

杵築宮も新しく改築されて氏神である子神社が合祀され祭神を祀られて「子之大神」となっています。

境内の一角には、昭和天皇即位を記念して建てられた「太鼓楼」と呼ばれる建築で、中には、大太鼓が納められていて今も毎朝号鼓が鳴り響いているそうです。

伊勢山皇大神宮に参拝した後、近くの掃部山公園を散策していました。

掃部山(かもんやま)は、江戸時代には、不動山とか鉄道山と呼ばれていた史跡で、明治時代初期に、旧彦根藩士の井伊家の所有土地だったそうで、公園内の高台には、井伊直弼の銅像が設置されています。

園内の日本庭園も池を中心に古式豊かな景観で、池の周りには、ロウバイや白梅が咲き始めていました。

横浜の開港以来の歴史を感じられるハマの歴史スポットをぶら散歩でした。

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ぶら散歩~新宿アート巡り

2025年01月31日 | まち歩き

新宿駅周りには、多くのパブリックアート作品が設置されていて、平和祈念展示資料館を見学の後、新宿駅周辺をアート巡りサポしてきました。

新宿駅西口の広場には、駅チカの排気塔のようですが、巨木の幹に蔦が絡まるような姿で、高層ビルと融合した不思議な光景が見られます。

都議会議事堂の都民広場には、多くのブロンズ像が設置されていますが、その中の代表作の「アダムとエヴァ」作品

都庁本庁舎のエントランスには、「トウキョウ・シテイ・キャンパス」と名付けられた現代的なアート作品が描かれて巨大アート空間となっています。

都庁の西側には、上空から都心を望む光景を輪の中にビルや山など描いた「空の台座」作品

新宿中央公園の一角の 人が腕を伸ばして立つ樹木の姿で、これ何だろう~と見上げる様子の「ツリーアート」作品

公園内の人が向かい合う姿の石造の「絆」作品

新宿センタービルの周辺には、多くのパブリックアート作品が多く設置されていて、代表的な「LOVE」作品は、縁結びのフォトスポットとなっています。

池の中に崩れ落ちたよう石橋のような「プレアヂス」作品

都庁北通りからは、新宿ビル街の代表的な建築のモード学園コクーンタワーと球形の建築が見られます。

東新宿の歌舞伎町には、TOHOシネマズ新宿ビルの屋上や壁には、巨大なゴジラヘッドの姿が見られ、ゴジラロードとも呼ばれ、新宿のランドマークとなっているようです。

JR新宿駅東口の広場には、馬や犬猫の水飲み場となっていた「馬水槽(みんなの泉)」の記念碑と黄金色のライオン像も設置され、新宿区指定文化財に指定されています。

新宿都心には、まだ多くのアート作品が設置されていて、アートフルな街の光景に魅せられた一時でした。

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平和祈念展示資料館見学

2025年01月30日 | まち歩き

戦後80年、昭和百年を迎えて、新宿の「帰還者たちの記憶ミュージアム(平和祈念展示資料館)」で、先の大戦における当時の様子が知れる貴重な資料を見学してきました。

会場入口のプロローグでは、大戦を経験された様子をイメージされる写真や証言で構成された空間が創られています。

「兵士コーナー」では、出征されて戦地へ向かわれる兵士の様子や群服、千力国旗、召集令状など戦地でご苦労された貴重な資料が展示されていて、当時の様子を思い知らされていました。

「戦後強制抑留コーナー」では、戦後にシベリアやソ連において強制労働に従事された収容所の様子や抑留者の食事される様子が展示されていて、涙を感じていました。

日本の歌謡会の著名人の三波春夫氏や吉田正氏の抑留されてご苦労された様子も紹介されています。

「海外からの引揚げコーナー」では、旧満州などの海外に渡って生活された日本人が、生活所を失い祖国に戻ってこられた方々が、日本へ引揚げされる経緯や引揚げ船の中での様子が紹介されていて、当時の様子を思い知らされていました。

「体験コーナー」には、当時使われていた衣服や道具なども展示されていて、当時の大変なご苦労を実感していました。

昭和20年の大空襲時には、幼少時にふるさとに疎開して防空壕にいて命は救われましたが、B29に襲撃されて焼夷弾の火の雨をみて涙した経験を想い出し、改めて戦争の怖さを実感して、平和な世界を心より祈念する機会でした。

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ぶら散歩~東京都庁展望室・新宿中央公園

2025年01月29日 | まち歩き

新宿京王百貨店で開催中のふるさと福井の物産・観光展でふるさとの旬の味や情報を見た後、久しぶりに東京都庁の展望室から新宿中央公園をぶら散策してきました。

京王百貨店の屋上テラスからは、以前は淀橋浄水場のあった跡地に多くの超高層ビルが聳え立つ、日本一の高層ビル街の特有な光景がみられます。

都庁前の都庁通りからは、高さ202mのツインタワーの第一本庁舎が異様な景観で、以前に参加した東京マラソンのスタート地点で、想い出残通り町となっています。

都庁の45階の展望室からは、澄みきった青空が拡がり、富士山は霞に包まれていましたが、新宿ビル街の三連三角屋根のパークタワーやスカイツリー、東京タワー、代々木公園、新宿中央公園などの大パノラマの眺望が見られ、多くの外国人などで混雑して任期スポットとなっていました。

展望室中央のカフェスペースには、円形の不思議なデザインの景観も見られます。

都庁下の中法公園側からは、摩天楼のようなツインタワーの景観が見られます。

中央公園の富士見台の上に立つ淀橋浄水場時代に建てられた六角堂は、淀橋浄水場時代に建てられた公園の遺構となっているようで、散歩人のお休みスポットとなっていました。

公園中央の水の広場には、石の壁に水が流れ落ちて「新宿ナイヤガラの滝」と名付けられています。

ナイヤガラの滝の裏側にも、細い糸水が流れ、「新宿白糸の滝」と名付けられています。

北側の十二社通りには、室町時代に紀州の熊野三山から十二所権現を勧請したと伝わる「熊野神社」の古社が鎮座し、新宿の総鎮守して古くから信仰を集めた開運スポットとなっているようで、心込めて参拝していました。

社殿の横には、せせらぎにかかる小さな橋の先の「十二社弁財天」

末社の胡桃下稲荷社には、阿吽の狛犬が設置され、お腹の下はくりぬかずに残された珍しい姿で、有形民俗文化財にしてされたいます。

最先端と伝統が共存する西新宿周辺の高層ビル街や中央公園の新都心と光景を心惹かれたぶら散歩でした。

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福井・石川~物産展

2025年01月28日 | イベント

故郷の故郷福井・石川の物産・観光展が開催され、懐かしい故郷の特産品や工芸品などのブースを観て回り、名産品を求めてきました。

会場には、約65のブースに食品と工芸の販売店とイートイン店が出店され、北陸の特産である越前ガニや和菓子などのご当地グルメ・名産品が並び故郷の香りを感じてきました。

福井食品店では、越前ガニや人気の米のいちほまれ、羽二重餅、花らっきょう、焼き鯖などふるさとの特産品が販売されていて、今年も多くの人々が買い求められていました。

お菓子のブースでは、福井を代表する冬の味覚の「水羊かん」や和菓子の「五月ケ瀬」は、福井人には忘れられない人気の食品となっていました。

工芸品ブースでは、全国一のメガネ店や若狭塗の商品が展示されていました。

石川のブースでも、昨年の能登地震で被害のあった輪島の朝市店では、海産物などの食品が見られ、地震の様子などを語られていました。

今年も、大好物のふるさとの特産品の「水羊かん」と「五月ケ瀬」をお土産として買い求めてきました。

会場には、ふるさと福井から来られた店員も多く、ふるさとの想い出を語り合う貴重な機会でした。

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第15回藤沢市民マラソン大会

2025年01月27日 | スポーツ

今年も湘南路を走る人気の「第15回湘南藤沢市民マラソン」が開催され、今回も完走出来るような体力ではなく、残念ながら参加を控えて走友の応援に行ってきました。

この日は、寒い一日でしたが、雲一つ無い快晴となり、湘南海岸と富士山を望みながら湘南路を走るコースで地元の大会として人気の大会で、今年は、10マイルコースからハーフとクオーター、親子ラン・チャレンジランコースに変更され、約1万人のランナーが参加され、湘南路にランナーと応援者が集う賑やかな大会を楽しんでいました。

スタート時に、トラブルがあったようで、スタートは予定時刻より21分遅れとなりましたが、約1キロ地点では、先頭グループが通過すると、沿道から多くの声援が飛び、期待以上のハイペースでタイムを競い合っていました。

先頭グループの通過した後、走友の通過を待っていましたが、多くのランナーの中で見付けることは、出来ませんでしたが、沿道からがんばれ~と声援が飛び交って、大変な盛り上がりでした。

スタートから約30分を過ぎると、浜須賀交差点で折り返した3人の先頭グループが、江の島入口の折り返し点に向かい、快走していました。

先頭グループ通過の後、多くのランナーもハイペースで折り返して、互いに声かけ合いながらランナー同士で声かけ合って行き交っていました。

走友を追いながら折り返し点の浜須賀方面へ向かうと、今年も多くの仮装ランナーが多く見られ、沿道にもゴジラ風に仮装した応援者も多く見られ、ランナーにもパワーを送ってランナーと応援者との交流していました。

一般の部では、招待されたゲストランナーの川内選手が、4位に入賞されていました。

この日の湘南海岸では、波も無く江の島や冬の白富士が望める光景が見られ、ランナーにとっても快適な一日だったようです。

 

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蛇窪神社参拝

2025年01月26日 | 寺社巡り

巳の年を迎えて、年始めに品川の蛇窪神社に初詣に行きましたが、大変な混雑でしたので、境内に入ることは制限されて拝殿に参拝出来ず、巳の日を迎えて再訪問したら、この日も参拝まで約1時間40分程かかり大変な大行列となっていました。

蛇窪神社は、東京の白蛇さまと呼ばれ、神社の周辺はスネークタウンと名付けられた人気スポットとなっていました。

鳥居の先の参道には、「一粒万倍」と名付けられた石像が設置されていて、真ん中に金の一粒が付けられて、金運スポットとなっています。

狛犬さんも子犬を抱いた姿で、参拝者を迎えています。

社殿には、天照大神が祀られていて、巳の年の心願成就を祈願していました。

社殿の横には、夫婦の「撫で白蛇」が設置されて、撫でると脱皮する蛇のように再生・気力復活・開運スポットとなっていて、参拝者で撫で合いとなって白蛇も黒く光り輝いていました。  

社殿横の「蛇窪龍神社」は、蛇窪神社が創建される前の神社で、千年以上の歴史があるそうで、蛇窪の守護神となっており、7匹の白蛇や全長8メートルの白龍に囲まれて、この日も多くの参拝者で近寄りがたい大混雑となっていました。

夢巳橋の脇の弁天池には、白蛇が白龍になって滝を上るような白糸のような清水がながれ、白龍の滝と呼ばれています。

白蛇弁財天前には、銭洗所が設けられて、この日は混雑のため銭洗いは禁止されていましたが、石の上には、小さな弁財天様が飾られています。

白蛇弁財天の両脇には、狛犬ではなく阿吽の白蛇像が見られます。

「法密稲荷社」には、京都伏見稲荷大社の御分霊を祀られていて、多くの提灯が飾られて朱色に光輝く空間が創られて、この日も多くの参拝者で行列となっていました。

稲荷社の横には、満願岩が設置されて岩の穴に運玉を投げる入れると、運を呼ぶとされる「運玉投げ」の開運スポットとなっていて、阿吽の白狐が応援していました。

境内には、どんど焼きの火が燃え上がり招福や厄払いを祈願する雰囲気となっていました。

「巳の年・巳の日」の大混雑の中で、弁財天様が化身した神聖で縁起の良い白蛇の姿に触れながら、金運・開運の新しい実を結ぶ年となること願うひとときでした。  

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浮世絵展見学

2025年01月25日 | 絵画

藤沢浮世絵館で「藤沢と江戸の出版事情(蔦屋重三郎と絵師たち)」が始まり見学してきましたました。

藤沢市は、旧東海道の宿場町として発展した歴史を有しており、藤沢市が所蔵する江戸時代から昭和初期にかけて北斎や歌麿、広重、国貞など巨匠が描いた浮世絵が多く保存されており、今回は、「東海道五十三次コーナー」「藤沢宿コーナー」・「江の島コーナー」・「企画コーナー」の4コーナーで、63点の浮世絵名作や版本などが展示されていました。

展示コーナーの入口には、東海道の原点の日本橋を渡る旅人の絵画が展示されています。

「東海道五十三次コーナー」では、「江戸時代のベストセラー」をテーマに、東海道の名所を描いた、東都名所や東海道膝栗毛などの図会や浮世絵と版本を織り交ぜた多くの作品が展示されていて、浮世絵と江戸時代の出版事情が紹介されています。

「藤沢宿コーナー」では、「藤沢にまつわる版本たち」をテーマに、歌川国芳や国貞などの作品が17点展示されています。

歌川国芳」の藤沢龍口寺の難事を描いた?「相州龍の口御難」錦絵

幕末期の遊行寺の境内を描いた木版墨摺の「遊行寺境内図絵」作品

歌川国貞の照手姫を描いた錦絵の作品

国貞と広重の合作の善光寺や歌舞伎役者の中将姫を描いた作品

「江の島コーナー」では、「七福神」を描いた船に乗った宝船や船遊び、福を見立てた小道具、福の神・江の島詣の様子を描いた浮世絵が9点展示されています。

「企画コーナー」では、「蔦屋重三郎と絵師たち」をテーマに、喜多川歌麿や葛飾北斎など、蔦屋重三郎との縁がある絵師達の作品が多く展示されています。

腰越から見た相州江の島を描いた「相州江之島絵」

喜多川歌麿の「弥生の江之島詣」の錦絵

江の島の海で泳ぐ子ども達を見ながら船を漕ぐ美人を描いた作品

「おまけコーナー」では、葛飾北斎の波が打ち寄せる七里ヶ浜の様子と春の江の島を描いた作品

大河ドラマ「べらぼう」で話題の蔦屋重三郎のゆかりの浮世絵の絵師の作品との関わりが紹介され、現在ではあまり見られない現代画とは異なる浮世絵の様子を学ぶ機会でした。

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富士見ポタリング

2025年01月24日 | サイクリング

快晴の一日となり、湘南の富士見ポイントをポタリングしてきました。

茅ヶ崎北部の富士見ファームでは、田園地帯から初春の白富士が見られ、気分爽快の景観が見られました。

富士見ファームから茅ヶ崎市中央の千ノ川沿いのフラワーロードを経て、茅ヶ崎中央の一中通から茅ヶ崎東海岸へ向かいました。

途中の本村町の旧東海道沿いの曹洞宗の海前寺は、巨木に囲まれ山門には阿吽の仁王像が立ち、存在感ある景観が見られます。

一中通りをひた走りした先の東海岸では、波によって砂浜海岸が浸食されることを防ぐために作られた大岩を敷き詰めて、T字型に作られた砂防堤のヘッドランドは、Tバーとも呼ばれて、海釣りの人気スポットとなっているようですが、この日は、釣り人の姿は見られませんでした。

ヘッドランドビーチからは、西側に白富士が見られ、関東富士見百景に選定された光景が見られました。

Tバーの砂防堤からは、茅ヶ崎のシンボルの烏帽子岩や西の富士山、東の江の島、ヘッドランドビーチが望める絶景ポイントとなっています。

ヘッドランドビーチから辻堂海浜公園へ向かう湘南サイクリングロードでは、浜須賀海岸からも江の島を望める砂浜の道と名付けられたナイスロードとなっています。

ヘッドランドから約4km先の辻堂海浜公園に入り、公園内の1.1kmのジョギング周回コースをスロージョグしていました。  

広い園内には、多くのヤシの木や松林、ソテツなどが植栽されていて、木々の先に富士山も望める自然豊かな園内を巡っていました。

北エントランスには、シンボルツリーの大ソテツと4年前に咲いたアオノリュウゼツランが聳え立ち、パンジーやチューリップの花に囲まれた、公園のベストスポットとなっています。

公園の東側の水仙ガーデンでは、春には多くの水仙花が見られますが、この日は早咲きのふるさとの花の越前水仙が咲き初めていました。

早春の富士山や湘南海岸の光景を望みながら、約2時間弱のポタリングを楽しんでいました。

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ぶら散歩~龍口寺・小動神社

2025年01月23日 | まち歩き

湘南の歴史スポットの龍口寺と小動神社をぶら散歩してきました。

龍口寺は、かつて刑場跡だそうで、開祖の日蓮聖人が処刑されそうになった「龍ノ口法難」があった約750年前に創建された歴史スポットで、久しぶりに訪れてきました。

境内の山門には、中国の故事に由来する素晴らしい木彫りの彫刻が多く飾られ、山門には、欅づくりの龍の彫刻など中国の故事を題材にした細密な彫刻が飾られて寺の名前に関わる景観となっています。

境内の土牢の御霊窟には、日蓮上人が処刑は中止となりましたが、一時閉じ込められていたそうで、今も窟内には、日蓮上人像が安置されています。

御霊窟の隣の大きなやぐらにも青銅の銅像が設置されています。

本堂の裏山の龍口の杜の高台には、55年前に龍口法難700年を記念して創設された巨大な白色の仏舎利塔が立ち、塔の中央には、黄金色の光り輝く仏舎利が安置されています。

塔の周りの回廊からは、富士山は雲に隠されていましたが、相模湾の湘南海岸が望めるビューポイントとなっています。

回廊の白壁には、素晴らしい彫刻のアートな作品が16枚張られていて、仏の世界を想定する回廊となっています。

龍口の杜から階段を降りた場所の「七面堂」には、法華経信者を守護するという七面大明神を祀られています。

七面堂から階段を下った山中には、県内唯一の木造式の五重塔が聳え立ち、本堂と共に神奈川の建築物百選に選ばれている壮大な姿が見られます。

本堂の東側には、龍ノ口法難750年を記念して移築された「延寿の鐘」が設置され、念仏を唱えながら突くと福を呼ぶ開運スポットとなっています。

龍口寺の近くの「小動神社」は、新田義貞が鎌倉攻めの際に、戦勝祈願したと伝わるた古刹で、夏の天王祭には、江の島八坂神社と共に、海上渡御などで賑わう人気スポットで、境内には、本殿の周りに海神社や稲荷社など多くの末社や日露戦争戦勝記念碑などもあり、日本遺産に登録された名所で、久しぶりに参拝していました。

「海神社(わたつみじんじゃ)」は、海の安全を守る神とされていて、鳥居横には、巨大な岩波の上を飛ぶような亀が設置されています。

稲荷社には、可愛いお狐さんも見られます。

神社の奥の高台の展望台は、幕末時に相模湾の腰越八王子山遠見番所だった史跡で、現在も相模湾や江の島、腰越漁港を望むお休み所となっています。

藤沢と鎌倉の市境にある歴史スポットを巡り、改めて湘南の歴史を学ぶ機会でした。

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