東京の梅の名所の湯島天満宮で開催中の梅まつりを見てきました。
天満宮は、湯島の丘の上に鎮座していて、天満宮の梅園へ向かう38段の天神石坂(男坂)と女坂がありますが、女坂の登り口には原田悠里さんの演歌「おんな坂」を作られた北島三郎さんの記念碑が建てられていて、”幸せ呼ぶだろう~”と思う懐かしさを感じる階段坂となっています
女坂では、満開の白梅が咲き福を感じる雰囲気で数匹のメジロ鳥がチュウ~チュウ~とさえずりながら飛び回っていました。
表門の銅製鳥居は、神明鳥居と呼ばれる鳥居で、「天満宮」の扁額や几号水準点、可愛い唐獅子の彫刻、祈念碑も見られ、湯島天満宮の歴史が刻まれ景観で、都の有形文化財に指定されています。
参道脇には、合格祈願・健康祈願のご利益がある 撫で牛が2頭設置されていて、受験シーズンも終了し、参拝客に撫でられて黒光りの姿が見られます。
境内の約300本の梅は見頃となって、多くの花見客や受験シーズンを迎えて合格祈願やお礼参りの家族で賑わっていました。
梅園の池周りには、白梅や薄紅色の梅など美を競うように咲き誇って、「~湯島通れば~想い出す・・・・」と懐かしい歌を連想する「湯島の白梅」の光景が見られ、多くの参拝客で大賑わいとなっていました。
本殿の屋根には、千木・鰹木と梅紋が飾られた懸魚が見られ、湯島天満宮の歴史感溢れた伝統の姿が見られます。
本殿の周りには、白梅やしだれ梅も見頃となっていました。
本殿裏の回廊には、末社の笹塚稲荷神社には、多くの赤提灯が吊され、多くの蟇股には、鳳凰や眠り猫などの彫刻が施されて、幸せを呼ぶお稲荷さんとなっていました。
夫婦坂門は唐破風の門で、蟇股が飾られ白梅が咲く江戸湯島天満宮らしい独特の光景が見られます。
江戸時代から引き継ぐ伝統の雰囲気に感動したひと時でした。