東京都美術館の「都展」を見学したあと、美術館近くの歴史スポットをぶら散歩してきました。
旧東京音楽学校奏楽堂は、現在の東京芸術大学の旧本館のわが国初の本格的な音楽ホールで音楽教育の記念の多くの日本の音楽の歴史と伝統の明治時代の名建築で、重要文化財に指定されて見応えある景観で数人の方がスケッチされていました。
東京芸術大学のアートプラザの正木記念館の正木門の横には5代目の校長だった正木氏の木像が設置されて芸術大らしい雰囲気も感じていました。
門の屋根上には、鬼瓦も設置されています。
芸大の構内は、以前は寛永寺の一部だったそうで現在もクスノキ大木などの照葉樹林の自然の姿が保存されていて、奥の細道と名付けられた上野の山の貴重な自然林の光景が見られます。
芸大に隣接する黒田記念館は、昭和初期のスクラッチタイル貼りのレトロな外観が保存されています。
国立博物館横には、鳥取藩池田家の江戸上屋敷の正門だった「黒門」と呼ばれる入母屋造りの黒い門が見られ、東大本郷キャンパスと対照的な景観が保存されています。
国立博物館には、大正天皇のご成婚を記念して建てられたひと際目立つ「表慶館」が見られ、緑青色のドームや花崗岩の石造りの素晴らしい外観が見られます。
国立科学博物館の前広場には、上野公園のシンボルの巨大なシロナガスクジラのオブジェが設置され、フォトスポットとして多くの散歩人で賑わっていましたが、モチーフとしても素晴らしい外観が見られます。
国立西洋美術館の前庭にも、ロダンの作品の「考える人」や「地獄の門」、「カレーの市民」のブロンズ像が展示されて空想的な空間となっています。
上野公園は、都市公園として開園して150年を迎えて、様々な歴史的な景観が見られ、アートフルな緑豊かな自然と建築が融合した雰囲気に酔いしれていました。
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