多摩川スカイブリッジ周辺の散策の後、厄除け大師と言われる川崎大師平間寺に参拝してきました。
薬師堂から東門参道を経て約20分で仲見世通りに着くと、この日は、参拝者や観光客の姿も少なく静かな雰囲気でした。仲見世通りには約30店のお店が並んでいますが、ダルマ専門店や飴の専門店が多く、浅草の仲通りとは異なる雰囲気が感じられます。
大山門では、堂塔伽藍を囲む浄域決界の総門として門の四方には四つの四天王像が立ち、創建45年目を迎え、かながわ県の建築優秀賞に輝く壮大な景観が見られます。
総門に吊るされた大提灯も浅草雷門を連想する姿でした。
大本堂では、丁度お護摩のお経が行われていて荘厳な雰囲気に包まれていました。
堂内には、厄除け弘法大師を中心に不動明王、愛染明王など奉安されて、聖なる雰囲気の中で安全祈願・コロナ感染の総息収束を祈願していました。
本殿に参拝して広い境内を巡ってみました。
境内の中心には、珍しい八角の五重塔の華麗な姿が見られ、日にち限定で内部も拝観できるそうです。
塔の上には、宝珠を乗せた豪華な相輪も光り輝いています。
八角五重塔の下には、「祈りと平和の像」と名付けられた、三女神が平和を祈っているようです。
また、元横綱の北の湖の像が立ち、当寺の檀家だったそうで没後に弔いの記念碑として立てられたそうです。
大鐘楼は、除夜の鐘や東日本大震災や終戦記念日などで弔いの鐘が鳴り響く名鐘楼となっています。
やすらぎ橋の周辺には、ツルの池に三頭のつる像や金色の釈迦如来座像が設置され、心安らぐお休み処となっています。
やすらぎ橋の周りには、日本百観音霊場(西国三十三観音、坂東三十三観音、秩父三十四観音各霊場)の聖観世銅像のレリーフに触れながら所願成就を祈願する参拝所となっています。
薬師殿では、旧自動車交通安全祈禱殿と同じインド様式の建物となっており、安全祈願スポットとなっています。
薬師殿のに隣接する信徒会館の宝塔上の露盤には、相輪も設置されて威風な景観となっています。
大山門の横には、聖徳太子堂も見られ聖徳太子像が奉られていますが、この日は閉鎖されていました。
厄除けの大師さまとして信仰を集められている川崎大師の雰囲気に酔いしれて新型コロナ感染が一日も早く終息し安全安心な生活に戻るよう気持ち新たにする貴重な機会でした。
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