戦争は誰が起こしたのでしょう。戦争は軍人が起こしたという説があります。
・保坂正康 戦争は金(賠償金)のやり取りという意識
・半藤一利 賠償金以外に勲章や爵位がもらえた。名誉のほかに年金も付く。
・秦郁彦「生きて帰れば男爵夫人、死ねば浮気の後家となれ」(笑)
【『昭和史の論点』文芸春秋から抜粋】
1933~35年、武藤信義、荒木貞夫、本庄繁の各大将は、満州事変の功によって男爵になった。【小田部雄次『華族』より】
戦争と軍人の出世との関係性があるようだ。
先日、ネットで次の表を見つけました。
将官とは少将・中将・大将のことです。
1937年の日中戦争で陸軍の将官が増え始めました。
1941年から始まった「アジア・太平洋戦争」で、海軍の将官が急激に増えたのがよく解かります。
若し戦争に勝ったら、男爵が一杯かも。
敗戦後の軍人恩給・遺族年金を支えたのが、この国の高度経済を駆け抜けた企業戦士でした。
出典は、以下の通り。研究者の努力に感謝!!