玄冬時代

日常の中で思いつくことを気の向くままに書いてみました。

戦争の理由

2021-07-07 11:30:36 | 近現代史

戦争は誰が起こしたのでしょう。戦争は軍人が起こしたという説があります。

・保坂正康 戦争は金(賠償金)のやり取りという意識

・半藤一利 賠償金以外に勲章や爵位がもらえた。名誉のほかに年金も付く。

・秦郁彦「生きて帰れば男爵夫人、死ねば浮気の後家となれ」(笑)

【『昭和史の論点』文芸春秋から抜粋】

1933~35年、武藤信義、荒木貞夫、本庄繁の各大将は、満州事変の功によって男爵になった。【小田部雄次『華族』より】

戦争と軍人の出世との関係性があるようだ。

先日、ネットで次の表を見つけました。

将官とは少将・中将・大将のことです。

1937年の日中戦争で陸軍の将官が増え始めました。

1941年から始まった「アジア・太平洋戦争」で、海軍の将官が急激に増えたのがよく解かります。

若し戦争に勝ったら、男爵が一杯かも。

敗戦後の軍人恩給・遺族年金を支えたのが、この国の高度経済を駆け抜けた企業戦士でした。

 

出典は、以下の通り。研究者の努力に感謝!!

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする