元々、此のオリンピックは間違えていると思っていた。この国で開催するならば、東京以外でやって欲しかった。福島でも、北海道でも、沖縄でも。それなら諸手を挙げて応援できる。
元々、発案者が変な爺さんだった。彼は言語構造を逆転させる(文字をひっくり返す)癖の小説家を名のる政治屋だった。
例えば、「たちあがれ日本」「新銀行東京」「首都大学東京」みんな文字をひっくり返した。でも、みんな消滅したよ。又は元にもどるよ。
二度目の東京オリンピックは彼の時代錯誤ではないのか。
突然のコロナと前首相の決めた日程のオリンピックが重なって、今、この国には多くの課題を突き付けられた。
今回のコロナ禍では、まずアベノマスクで無駄遣い、GO TOキャンペーンでコロナ・ウィルスを全国にまきちらされた。しかも、みんな我々の税金を使ってだ。ほんとうに参りました!
PCR検査をやらない医者を雇う厚労省。ワクチンの値段と数量を公表しない政府。最後は、超赤字のオリンピックが強行される。みんな自分勝手だ!その為に庶民はまた税金を払うことになる。
政治家や官僚によって、勝手に使われる税金や公金。それを調査も報道も批判もしない既存のメディア。
今まで気が付かなったことを、見えなかったことを、いくつも見えてくる。コロナが教えてくれたのが、なんか寂しいねえ。
民主政治というものは、税金を払って、その経費で議員を雇って、主権者である国民の代わりに政治という面倒な仕事を代行してもらう制度だと思っていた。そのために代議士を選ぶ選挙がある。ところが、代議士たちは「選挙」は自分たちが上級国民=支配側になる為の手段か手続きと思っているようだ。
適切なコロナ防衛政策もなく、ただ自衛隊を使って非常時を煽り、目先の飲食店や酒屋を苛めるだけの無能な政府。
どこかの飲食業の社長が従業員に「ともかく投票に行こう」と呼びかけたそうだ。「自民党と公明党以外の党に投票しよう」と言う飲食店もあった。こういう身近なところから、ほんとうの民主政治が始まるんだと思う。