病院7階の窓から、遠く東を望むお気に入りの風景
ちょうど10日間のご無沙汰から今日午前11時、無事に戻って参りました。小さくても、植木の数が少なくても、兎に角、主のお帰りとして黙って静かに迎えてくれる我が家。気持ちの落ち着きこれに勝るものなし。
5月30日午前10時入院。すぐに様々な手術前検査が始まる。次にファイルに挟めば分厚くなるほどの資料が手渡され、口早に細かく説明される。どれもしっかり咀嚼し把握して手術に臨むのがよいのだろう。
どんな詳細な説明をされても、いざ手術台に乗ったらあっという間に全てを昇華し、異次元の世界をさまよっているというのに・・・などと考える凡人と、いやいやそうじゃない、大切な自分の身体にメスが入るのだから詳細を説明してもらわないと・・・と言う派に別れるのだろう。
そんなこんなひっくるめて、男性高齢者の多くが体験する「前立腺がん摘出」という手術を終え、無事に元気に退院してきました。ご心配頂いた多くの皆さまに感謝申し上げるとともに、無事戻ってきたことをご報告させていただきます。
夜明けの早い6月の朝陽に照らされて、悠々と白い煙を登らせる我が社の工場群を遠くに望めるのが、この病院のなんとも心強いというか心落ち着かせる強みがある。この風景はいつ見て見りがたい。
そんな贅沢も考えながら、兎に角10日間のお休みの空白を追いかけるほどの馬力もありませんが、またまた足の向くまま気の向くままの『やぶにらみ』を展開したいと思います。よろしくお願いします。