「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「涼を求めて Ⅰ」

2013年08月06日 | 季節の移ろい・出来事

 

                
                   錦帯橋の上空を焦がす花火。 河原に広がる夜店に灯り

暑い夏、涼を求めてさまよいたくなる。が、下手をするとそれがまた汗のもとになる。
真夏の手っ取り早い納涼、色々あるがその代表格はやはり地元の花火大会かな。
安・近・短を最優先するとはいっても、地元商店街の夜市だけではなんとも物足りなさがある。

岩国といえば錦帯橋。錦帯橋と言えば「錦川水の祭典・錦帯橋花火大会」が夏のメインイベントとなる。
錦帯橋上空に打ち上げられる花火はおよそ6000発。集まる人は、実行委員会発表で12万人とも言われる。
高いお金を出して遠くの花火ツアーに参加するほどのこともない。と思いつつ、関門海峡の花火大会はすごいらしね、などと言われるとつい心動かされる弱さも持っている。しょせん、隣の芝生が青く見えたり、他人の花が色よく見えたりするある種の錯覚なのだろうが、たまには遠出もよさそうだ。

錦帯橋下川原に陣取った夜店のひしめき。この賑わいを見るだけでも、なんかしら一夜だけは不景気を忘れさせる勢いがある。
そして錦帯橋上側では、優雅に鵜飼い遊覧船に乗った花火見物もある。
但し、これは安・近・短のモットーに反して、高価な乗船料と、早くからの予約と言う面倒臭さもある。

それにしても錦帯橋鵜飼い、来年度の実施が危ぶまれているような噂も耳にする。
高まる人件費、観光客の減少、企業の接待費削減など、色んな要素があるようだが、なんとか川面に映える篝火を消さないで欲しいと勝手ながら思ってしまう。
伝統にすがっているだけでは存続が難しいのかな~。こんな話を聞くと、背筋が冷える。納涼話と言えるのか??

コメント (4)
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