「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「黄落に戯れて」

2014年11月12日 | 季節の移ろい・出来事

 
                           11月11日、 すっかり色づいたもみじ谷公園
 
                            10月10日、 まだ青かったもみじ谷公園。1か月後が上側の紅葉に。

一年に一度は必ず見ておきたい、岩国もみじ谷公園の紅葉。今年もそのシーズンがやってきた。
10月半ばに訪れたときは、まだまだ青みが強かったモミジやイチョウだが、今では紅葉の見ごろを迎えている。
全国区のメジャー昇格には、まだ少し時間がかかりそうなご当地紅葉。だからと言うわけではないが、“隠れ紅葉の名所”と名付けて、一人悦に入っている。

急に頼まれた希さんのお守りも兼ねて、紅葉見物と洒落こんだ・・・というほど風流ではないが、やはりこの時季、一度は行ってみる価値のあるところではある。
偶然にも、滋賀県から「錦帯橋や岩国城それから宮島観光を・・・」という二人連れのご婦人に遭遇した。
尋ねられるままにあれこれウンチクをのべながら、短い時間ではあったが観光ボランティアの代役を果たした。

「錦帯橋も素晴らしいが、このもみじ谷のきれいさに驚いている」と、お褒めの言葉を頂いた。
新幹線で新岩国駅にきてタクシーで錦帯橋へ、次は在来岩国駅から宮島に行きたいという行程のようだった。
そして厳しい質問を。「全くレストランらしい物がみえない、食事はどこでするのでしょうか」と。アイタタッ!
まったく発展途上のような観光地岩国。遠来の個人観光客には食事にも困るような現実を突きつけられて・・・。

錦帯橋付け根にある数件のお店を紹介しておいたが、こういったお客さんを安心しておもてなしできるメジャーな観光地にはなるのはいったいいつのことだろう。やはりいつまでたっても、休憩地としての二流観光地にとどまるのだろうか。
観光資源はいっぱいあるというのに・・・。

                 
                          希さん 1歳5ヶ月

まあそんな話もあったが、こちらはもみじ谷の奥まったところにそびえる大イチョウの木の下へ。
黄落と呼ぶにはもう少しかな、とは思うが、幼い希にとってはもってこいの遊び場所となったようだ。
黄色い葉っぱを拾い上げては風にひよらせる。何度も何度も繰り返す。段々笑顔が広がり、はしゃぎ声もおおきくなる。
見慣れた地元の紅葉ではあるが、キャッキャ喜ぶ幼子の声を聞きながらの散策はまた一味濃いものがある。
こちらが守りしてもらった気がしないでもない・・・。

コメント (6)
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