11月の声を聞くと、なんとなく身の回りに「文化・・・」と名の付く行事や催しが目につく。
国民の祝日として「文化の日」が制定されているからだろうか。特に今年のように三連休ともなれば、文化の日の内容はともかく、ゆっくり家族サービスに活用できたことをあり難く思っている御仁も少なくなかろう。
文化の日は、「自由と平和を愛し文化をすすめる」ことを趣旨として、国民の祝日に関する法律で、昭和23年に制定されている。
ただこの、「自由と平和を愛し文化をすすめる」という文言が、今もって確たる理解ができていない。
早い話が『文化』とはなんぞや?という疑問が頭の中でモヤモヤしている。まるっきりわからないわけではないが、「説明して・・・」と言われると、はて、何と答えるのだろうか。
取り敢えずそのことは置いといて、今年も文化勲章や、地方における個々の活動に対して色々な褒章が伝達された。
われわれごく一般市民には、たまに、市の文化功労者の祝賀会にお呼びがかかる程度である。
そのほかは、文化祭という名のイベントがあちこちで開かれるのをチラッと覗きにいくことが主な行事となる。
平均年齢80歳くらいのグループ活動があるはあるは。一つ消えたらすぐに新しく立ち上がるという高齢者グループの活発な活動。
いうなれば健康寿命が伸びていること。皆さん積極的に世間に出られていること。そしてそういったグループ活動を支える色んなボランティア指導者や支援の輪が身の回りに多いことによるのだろう。
他にもいくつか理由はあげられるようだが、兎に角、元気な高齢者が元気に集まって、腰を伸ばしながら笑顔でステージを盛り上げるのは見ていてほほ笑ましくなる。
やがて行く道。その時になって何を選択するか慌てないで済むように、今から少しずつ準備かな。
いやもうすでに、手に余るほどのあれこれを抱えていると言えなくもないか・・・。