「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ちょこっと日の目を」

2017年07月11日 | 地域活動

                                 

少子・高齢化の波はとどまるところを知らず、まさに全国津々浦々に及んでいる。
我が住む町もご多聞に漏れず、子ども会はあちこちで機能しなくなり、惜しまれつつ消滅するところが多い。
そんな状況に反比例するように、高齢者による趣味の活動や、スポーツなどグループ活動は盛んになる一方である。

小学生などは、通学時の登校班を組むほどの人数はいなくてバラバラ登校になる。それは致し方ない現実だが、周囲に元気な高齢者がたくさんいて、児童生徒の安全見守りには力強い味方となって、その存在価値を発揮している。
そうした高齢者の元気な姿は、地域にとって貴重なパワー資源でもある。

そんなパワーをどのようにまとめて、どのように活用していくか、そこが問題である。リーダーの存在が求められる。
幸いにして我が住む町には偉大なるリーダーがおられ、精魂込めて立ち上げられたのが「地区社会福祉協議会」である。
組織作りから会則、既定基準作りその他諸々、立ち上げのパワーたるや目を見張るものがあった。
立ち上げから9年目。その方は亡くなられたがその精神は後輩に受け継がれ、13年目を迎えた今も発展しながら続いている。

活動費のほとんどを、地域に住む人たち、主に高齢者から個人賛助会費として年単位で浄財を拠出してもらっている。
言うなれば受益者負担制度である。賛助会費を出すからには、社協の行事には参加してみようという意欲を掻き立てる。
実に合理的でなんかしらやる気にさせられてしまう魔力を秘めたシステムとなっている。

そんな我が地区社協の年間最大の事業の一つが、瀬戸内海に面した約1kmに及ぶ白い砂浜の清掃活動である。
10年続けて来た海岸清掃活動が、いつしか全国的に認知されるに至った。
日本海岸協会から「平成29年度海岸功労者表彰」の推薦を受け、過日東京で表彰状を頂いて来た。
その様子を、販売部数60万部を擁するローカル新聞がローカル面に取り上げてくれた内容をチラリ!

このような地道な活動に報道関係が、ちょっとスポットを当てて日の目を見させてくれると、さらにみんなの意欲は高まる。
結束力も一段と上がる。そういう意味で有り難かったので、自慢話タラタラで恐縮ではあるが、敢えて書かせて頂いた。

コメント (4)
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