「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「ローマ教皇、被爆地より発信」

2019年11月25日 | ニュース・世相

                                      
                                     

ローマ・カトリック教会の頂点という要職にある、ローマ教皇(法王)フランシスコが、日本を訪れられた。
長崎・広島の両原爆記念碑に献花され、平和への祈りを捧げて世界平和に向けた演説を発表された。

最も印象的なのは「戦争に原子力使用は犯罪である」との名言である。
武力を誇示する最大にして最強の原子爆弾の使用を、直接的に戒められた言葉だと受け止めている。
言い換えれば、平和利用に貢献してこその原子力である。それが殺りく兵器として用いられることは、人類が考え出した化学が人類を滅ぼすことになる。との警鐘を発せられたものであろう。

このような機会を通して、人間が住むこの地球から核兵器を廃絶するメッセージを、繰り返し繰り返し世界中に発信してほしいものである。そのうえで今一つ欲張ったお願いを許されるなら、宗教の違いによる民族同士の争いを止めさせる発信もお願いしたい。
究極的には同じ神様を信じるもの同士が、路線や考え方の違いで、長い間殺りくを繰り返す愚をなんとかならないものだろうか。

さらに勝手な言い分をお許し願うなら、「北朝鮮」「中国」「ロシア」「アメリカ」さらに「インド」「パキスタン」「イラン」「イスラエル」等々、多くの核兵器保有を宣言している国、これから保有を画策している国の指導者に、「戦争に原子力使用は犯罪」という名言を、神様のお告げとして直接訴えかけてほしいとお願いしたく思っている。

大量に核保有をしている一部の国が「自分たちは持っていてもいいが、他の国が核保有するのは許さない」という矛盾を放棄させ、地球上からすべての核兵器を追放する世界を取り戻させてほしいと願っている。
世界で唯一の核兵器被害の国からの発信には大いに意義がある。その意義をさらに大きく実りあるものにするには、実際の核兵器保有国の指導者を説得して頂けるなら一層ありがたく思う。

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