男性料理教室、今日の出来上がり!
今日も朝9時30分張り切ってお出かけ。行く先は近くの公民館の調理室。1年間でたった5回しかない貴重な男性料理教室である。
教室以外でも色んな活動で、しょっちゅう顔を合わせるおなじみの約20人が、バンダナ巻いてエプロン掛けて、いそいそと包丁を握る楽しみな日。
岩国市食生活改善推進協議会(略称:食推)のベテラン主婦6・7人から手ほどきを受けながら、野菜を洗い、皮を剥き、きざむ。そして炒める、煮る、焼く、蒸す。
大さじ・中さじ・小さじを使い分け、分量を見誤らないように調味料を混ぜ合わせる。
今日のメニューは、主菜「照り焼きれんこんハンバーグ」、副菜1「ヨーグルトサラダ、副菜2汁物「けんちん汁」。そしておやつ「さつまいものチーズようかん」。もちろんこれレシピは現場に行くまで知らされていない。作業前のミーティングで、A-3版用紙裏表にビッシリ書き込まれたレシピを渡される。
ポイントを押さえながら内容を説明される。「質問はありませんか」と問われるが、何をどう質問するか要領を得ないまま、兎に角調理台の前に立つ。
ベテラン連中が素早く手を出し始める。いつまでたっても初心者の域を出ない小生は、ニンジンの銀杏切りなどあればそれに飛びつく。
鍋を洗い、火にかけて煮る準備をして待つ。「この調味料を作って」「よっしゃー」と調合する。
ウロウロする間に、少しずつ料理の形が見えてくる。そこまでくると少しだけベテランの仲間入りをして、動きも軽くなり立ち位置も分かってくる。
あれよあれよという間の1時間30分。食推おばちゃんの味見。おおむねOKサイン。
盛り付け。ここにはちょっとこだわりがある。「見た目の美しさ」を旨として、菜箸を駆使して色物を添えていく。
出来上がりを隣の学習室に運び、保健センターの検食さんはじめ皆さんそろって「さー頂きま~~す!」
さっきまで転がっていたタマネギやカボチャなど多くの野菜が、まるで姿を変えてお皿に載っている。
その上に、出来上がるまでの自慢話や苦労話をトッピングして、おしゃべりしながらの愉しい食事。まさしく「ごちそうさま」。
家に帰って復習の一つもすればいいものを、小中学校も高校も家庭学習が大嫌いだった。復習などという言葉も忘れている??
兎に角、仲間とつるんで身体を動かし、ワイワイガヤガヤの昼食。アルコールなど一切ないが、最高に美味い昼飯ではある。