「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「市長選挙、出陣式」

2020年01月19日 | ニュース・世相

    

任期満了に伴う、我が住む町の市長選挙の告示があり、今日から選挙戦に入った。
向こう1週間は、選挙カーから発せられるけたたましい呼びかけや、相手陣営を蹴落とし我が陣営の優位さを吹聴する声に包まれる。
勝敗の行方は「言わずもがな」の選挙ではあるが、現職3期12年の実績評価と、4期目という長期市政運営に対する信任と期待のバロメーターになり得る選挙戦ではある。

指示する陣営の「総決起集会」、そして今日の「出陣式」に顔を出した。
こちらは、市議、県議、衆院議員と、順風満帆な経歴を持ち、確かな政界人脈を持つ現職だけに、実績に裏打ちされた自らの主張と、近未来の抱負を述べた。
単に相手陣営の欠点をあげつらうような、相手を罵倒するようなみっともない主張がなかった。
これは有権者にとって、耳に馴染む出陣式であり、応援演説であり、ご当人の出陣決意であったように思う。

これからの市政をどのように変えていくのか、その根拠は何か、財源はどうするのか、そういったビジョンをはっきり示さない中で、中央政党の末端として「何でもかんでも先ず反対」では困るのだ。現在の中央政権の方針を罵倒し、批判するだけの熱弁にはいささか物足りなさを感じる。
これまでの実績を180度転換したら、市政は成り立っていかないし、困り果てるのは住民の私たちである。
野党であろうと、与党であろうと、これまでの実績と大きな時流をしっかり踏まえた上で、市民のためになる、何より実りある議論を展開してほしいものだ。

大切な一票はこの手にある。反対のための反対ではなく、本当の意味の市民目線・国民目線・世界的目線に立って、向こう4年を引っ張る決意と、行動力を期待し評価できる人の名前を書くことになる。

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