初めて撮らせて頂いた菩提寺、徳高山仏性寺 山門
本堂 正面
本堂内 ご拝殿
生まれてこの方、私にとってのお寺と言えば、先祖から引き継がれている浄土真宗本願寺派仏性寺である。
今年で50回忌を迎える父も、亡くなって14年になる母も、このお寺の住職によって引導を渡された。
その時父は74才、私は31才であった。あれから49年の歳月が。私たちの手で父の50回忌法要が営めるなどとは考えもしなかったことである。
やんちゃで我が侭で、やりたい放題の父の人生は、どうかすると反面教師そのものであった。それでもお迎えが来たのはお盆の14日、つまり皆さんが集って祈りを捧げる日という不思議な巡りあわせであった。
そして私たちに、50回忌法要のチャンスを与えてくれた父も粋な計らいをするものではあるね~、などと。というのも、親の50回忌法要に立ち会えるのは幸せなことよ!と聞かされたことがある。
安月給の新婚生活は、同居で助けられた部分も多くある。親の面倒を見たと言えるのか、何かに付けて助けてもらったと思うのか。兎に角、父が亡くなって丸49年。あのとき生まれた長女を抱いて、得も言えぬ笑顔を見せた父が半年後に逝き、その時抱かれた娘は間もなく50才を迎える。
小さいながらも我が家の歴史も確実に動いているんだね~と実感する。
今年は色々あって、昨日は姉の新盆供養。今日は父の50回忌法要。そしてお盆のお墓参りなど、ローソクとお線香のご縁に結ばれた日を過ごした。いいことに出会えるかもしれない。これって単なるガンボー!!