金色に輝く彼岸花 もみ殻を焼く煙たなびく山里
体育の日を控えた3連休初日。地域活動の一つ「みんなで体育を、ノルディックウオーキングに参加しよう」が催された。
『脚に覚えあり』というほどではなく、むしろ若干の不安を覚える足腰。年に一度の市民挙げての運動習慣を身に着けようというキャンペーンに乗っかって、地域を見下ろす山間の路約7kmを、実に美味しい空気を吸いながら軽い汗で歩いて来た。
途中には金色に輝く彼岸花が優しく迎えてくれたり、見下ろす景色の先にには、新米のもみ殻を焼く煙たなびく、里山ならではの昔懐かしい風景に出会ったり、それはそれは楽しい半日であった。ただし、太ももの裏側あたりが少しだけ張っている(笑)
このイベントはただ歩くだけでなく、ノルディックウオーキングといって、スキーのストック状のノルディックを両手に持って、杖代わりにするのではない。ノルディックを持つことで両腕を前後に振りながらリズムよく歩く。これが狙いである。ところが、道具とは使う人の感覚でアレンジされるものだ。
さしずめ私などはつい杖代わりに、しっかりと大地を捉えて四つ足で楽に歩く感覚を求める。そうすると上り坂は楽になる。「そうじゃないんよ、こうするんよ」とか注意してくれる親切なご仁もいるが、私は私なりに、ノルディックウオークを楽しんできた。
フジバカマに群れるアサギマダラとの遭遇もあった。体育の日、身体を動かす習慣が少しでも広がることを期待したくなる。
そして集合の受付でもらった、健康維持を目指す数枚のリーフレット。その中の一枚に目が行った。
コロナに負けない身体づくり
~免疫力アップ・筋力アップ・スマイルアップ~
令和4年度 岩国地域部会スローガン なのだそうな。今日も楽しい秋の一日、ちょっと得した気分!!