現場1 現場2
現場3 現場4
所属する地区社会福祉協議会の年間最大の事業である「瀬戸内海環境保全大作戦」(青木海岸清掃)がいよいよ明日となった。
実行委員会を招集し、各担当のリーダーを決め、それぞれの役割分担をみんなで考え、共通認識の下で清掃作業をする海岸の前日の様子、つまりビフォー・アフターのビフォーの現場写真を撮っておいた。総延長約800mに及ぶ白い砂浜が、台風などの影響でこのように、大小材木・竹・木切れ・海藻・プラスティックなど、ありとあらゆるごみで覆い尽くされている。
「みんなで守ろう みんなのふる里」を合い言葉に、我々地区社協が、コロナ禍のため少し遠慮気味に呼びかけをして、地元中学生を中心に高校生や小学生・保護者そして一般住民など、総勢200人くらいの任意参加を頂いて、この海岸をきれいにしようというイベント。
さて明日の作業でどこまできれいに出来るのか。アフター写真のお楽しみである。
この季節に行うことで「熱中症」の危険性は大幅に減った。しかし、コロナの感染心配は未だ根強い。本来なら500人を集めたいところだが、密集を避けるために約半数に減らしての作業となる。3年我慢した今年も未だ従来の500人規模には戻せないジレンマがある。
その上に、晩秋というか初冬の海は非常に扱いが難しい。ちょっとでも風が吹くと大袈裟な波を作る。となると、この広い海岸で集めたごみを陸揚げするのためには欠かせないのが、小型漁船による海上運搬である。風や波によって漁船が使えなくなることは、ごみの完全回収がままならず成果が半減してしまう。
苦しいときの神頼み。明日の午前中だけは風を吹かせないでおくれ。波風立てず順調な作業をさせておくれ、と祈るばかり。
そうして、ビフォー・アフターの写真の違いがはっきり出ることを祈りたい。