「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「一息ついて」

2024年12月25日 | つれづれ噺

   

何かと忙しく過ごしたクリスマスシーズン。ま、小さな孫さんでもいれば、また別な忙しさを味わうのだろうが、今年の場合は孫もいない、どちらかというと意気消沈の中での忙しさで昨日まできた。今日はようやく一息ついた感じ。クリスマスとは特に関係なくゆとりある時間を楽しんでいる。庭に出てふと見上げると深紅と純白のサザンカが「私たちの存在も忘れないでね」と言いたげに微笑んでいる。

地元の二つの小学校でしめ飾り教室が実施されたらもう冬休み。私たちの地域活動も冬休み・正月休みになる。そうなると、普段やりっぱなしの部屋の片づけや迎春準備が求められる。今年は本気で部屋の片づけを含めた機能アップを図りたい。年々身体の動きが緩くなり、機能的に模様替えすることで無駄な動きを取り除いておきたい。

それもこれも、師走に三つ重なった葬儀が少なからず影響している。
思い切った断捨離は待ったなしだねと自分でも思う。それこそ、12歳から29歳まで書き続けた日記は、段ボール箱に封印されたまま押し入れの一番奥に眠る。
古い古いPTA時代の書類が山となって書類棚に胡坐をかく。本社時代の短い期間ではあるが、仕事も遊びも含めてやはり書類が量を占めている。定年後に頑張ったローカル新聞社タウンリポーター14年のリポート原稿、撮り込んだ写真などなど。「これらが全て子供たちによる処分の対象なのだから出来るだけ少なくしてやってね」と言われると、もっともなことだと納得する。その納得と、自分の思いを込めた過去を処分する勇気がどうもうまく連動しない。

一方で、この目の届かないところでならゴミとしてでも焼却処分でも好きなようにしてくれ、と開き直っている部分と、この目の黒いうちはもう少しこのままにさせてくれよ、という矛盾がある。お葬式に出るたびに「この人たちは断捨離を実行したんじゃろうか」気にかかる。今年の残り1週間、さてどうなるんじゃろう。


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