雨上がりの空を真っ青に染めて燦燦と降り注ぐ「皐月ついたち」の太陽。
今日から5月、何かしら気持ちが高揚するものを感じている。子供じゃないんだから・・・と笑われるかもしれないが、やはり5月は男の子のためにあるみたいな感覚が頭を占領する。今どき男だの女だのと区分けするような発言はタブーとされているようだが、人間の感覚まで曲げることは出来ないよね。もっともそんな次元の低い話ではなく、皐月の空を泳ぐのはやはり鯉のぼりがお似合いであり、鯉のぼりを泳がせるのは、男の節句を祝う親の気持ちの表れと単純に考えるのがよさそうだ。
そこには当然3月3日女の子の節句を祝うお雛祭りがあるのだから、別に男だ女だという話などではなく、季節の中の一節と聞き流すのが正しいと思う。嫁さんの実家から、端午の節句はこちらが望む兜飾りが届けられた。同じように、お雛祭りには七段のお雛飾りが届けられた。だから3月は女の節句で5月は男の節句、世の中上手くできているのだから、男だ女だなどという話に過剰反応しないのがいいよね。
端午の節句のシンボル的存在の兜が、ここんところMLBアメリカ野球界で大モテである。大谷翔平選手の発案で、ホームランを打った選手へのセレブレーションとして頭に被せてあげるあの賑やかさ楽しさの演出に一役買っているメイドインジャパンの兜。
世の中色んな事を考える人がいるし、それを面白おかしく上手に活用する人がいる。やっぱり世の中って面白い。
せっかくの青空でスタートした皐月ついたち。1年の中で最もいい季節の澄んだ空気を目いっぱい吸い込み、自らはグラウンドゴルフに軽い汗を流し、県の中学校体育大会の出場権を賭けた孫君の追っかけに走り回る。そんな元気な爺ちゃんでいるために、体重計は毎日欠かさず乗っかって自己管理意識を高める記念日にしたいねー。新車も間もなく届く予定。ぐずぐずなどしていられようか。