今日は5月50日、語呂合わせによるゴミゼロの日だという。
地元の社会福祉協議会の年間一大イベントとして取り組んでいる「瀬戸内海環境保全大作戦」つまり、地元住民をはじめ近隣の老若男女約150人と中学生ら約100人、総勢250人が、全長おおそ800mの白い砂浜に分散して、大量に漂着した流木やゴミを集めゴミゼロにして、元の白い砂浜を取り戻す地域活動を紹介してみたい。
この白い貴重な砂浜は、前は海、背中は山陽本線を背負っていて元々の地形が複雑な上に、護岸や防波堤などによって重機や運搬用車両など一切受け付けない。従って、ごみ集積場に運搬するのは、人海戦術で収集した漂着物をチャーターした5隻の漁船に再び人海戦術で積み込む。そうしてピストン輸送すするという特殊な事情があって、否応なしに人手が必要となっている。
私たちの呼びかけに応えて参加していただく多くのボランティア参加に感謝しながら、安全に最大限の注意を払ってきた。過去3年はコロナ対策でコロナ以前の半分以下の縮小版できたが、今年度からはおおむねコロナ以前の状態、およそ500~600人規模で出来たらいいなと思っているところ。
作業前の漂着物 まさにゴミゼロ、作業後のきれいな砂浜です
漁船への積み込みや荷揚げなど、結構体力勝負なボランティア活動であり、肉体労働となる。その分主催者としてはプロの看護師さんに常駐してもらっての作業となる。コロナ以前は、海の日の暑い中の作業であったが、だんだん見直しを加えて、昨年からは11月に変更した。今年もこれからしっかり準備を重ね、安心して取り組んで頂く中で大きな成果を出せるよう、今から計画を立てるところです。
きれいなふるさとを守るのは大変な作業ですが、小中高の児童生徒の思い出に残る作業になってくれると有難いなどと思いながら続けています。