まる一年、この花に限らずこの世の花と言う花全てが一年がかりで己を磨き、己の最も美しい姿を見せようと季節をわきまえて花開いて見せる。それを眺める私たちを季節ごとに楽しませてくれる。
文字通り一年間水を切らさないよう、厳寒の寒さにはビニールも着せて来た。そんなアマリリスが2本の茎をくっきり伸ばした素敵な立ち姿、見ごたえのある大きな5輪の花びらが揃って開ている。天候にも恵まれた幸運もあったが兎に角長く、カサブランカに負けない大きな花弁を楽しませてくれた5月であった。
明日からは雨模様の1週間になりそう。この世の花を謳ったアマリリスもやがて終わりが来るのだろう。花の命の尊も儚さも時の流れが全てを決めるのか。
ちなみにアマリリスの花ことばは「誇り」「輝くばかりの美しさ」「おしゃべり」というのだそうな。納得!
ただ「おしゃべり」とは面白い。そのわけは、アマリリスの花は横を向いて咲くことから、となりの花とおしゃべりをしているように見えるから、という。そういわれるとまさしくその通り。そんな洒落たことを考える人も世の中にはいるんだね~(笑)