近くの小学校で、「もうちょっと努力が欲しいねといった児童の学習応援に行っている。週1回の30分程度。お役に立っているのかどうか。
主に算数と国語、読み方といったごく軽いもので、現在の記憶力でも対応できている。
算数は答えが1つしかない。数字の場合は書き順も特に問題ないに、数字を正しく書くことに重点を置いている。もちろん、本人が焦っていたりすると大きな勘違いもあるので、そこはきちっと正しい答えを出すよう訂正もしている。
問題は国語である。といっても文章を読んで理解するなどではなく、漢字の書き写しや送り仮名の習得と言った程度である。それに国語は答えが必ずしも一つではない場合だってある。特に気になるのは漢字の書き順である。
書き順について調べてみたら、予想していたこととは違う結果の場合も少なくない。つまり私たちが教わったのとは異なる書き順がかなりある。
ハッキリした決まりみたいなものが存在するものと思っていたが必ずしもそうではない。
ただ、何事にも色んないきさつがあり、いろんな人たちが関わってきて今の状態に落ち着いたのかな、などと妥協しようとしているのだが。
時間と言う字を書くのに、まるでビジュアル文字・象形文字にも似た面白い書き方を見せる。「時」の左側は縦長いちょっと丸みを帯びた円を描いて真ん中にちょこんと横棒を入れる。エッ!ちょっと待って・・・と思うが、厳しく指導せず見守りが主たる狙い。本人には指摘せずに置いた。
それにしても、まるで絵を描く感覚で文字にする。ある意味天才的でもある、とほめていいのかな?
しかし、校長先生には「書き順は教えないのですか」と尋ねたら苦笑いだった。鉄を打つのは赤いうちがいいと思うのだが。
兎に角、学校へ楽しく通ってもらうことが第一歩の世の中である。学校も先生も難しい職業だね~。