「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「終わってみれば」

2023年06月20日 | カープ一喜一憂

              

生まれ変わった・・・と勝手に思っているだけかもしれない今年の「新井カープ」。リーグ戦では目下貯金2の第4位。順位はともかく、現時点で借金ではなく貯金があるということは、決して弱小ではない。今後の戦い方によっては希望が持てる前半の戦いぶりではある。

そんな中で迎えたセ・パ交流戦。おっかなびっくり、半分期待、半分投げやり、どっちにしてもあまり歓迎のイメージではないこの交流戦という制度。過去3年間、12球団中の12位でダントツの最下位。パリーグのチームにとってカープとの対戦は貯金を殖やせるチャンスとの見方もあるほどであった。リーグ戦でせっかくの貯金があっても、交流戦で全て吐き出し、逆に借金を抱えるのが通常であった。

さて今年の交流戦、終わってみればなんと勝率5割をキープ、9勝9敗。いったい何年ぶりの快挙だろうか。カイキョと言えるのかどうか5割とう戦績が。少なくとも大きな借金を作ってきた昨年までに比べると、貯金もないけど借金も無し。単純に上出来と喜び、これからに期待したい。
期待できる要素があるのだから。少なくとも相手に睨みつけられて萎んでしまう集団ではないということ。
新井監督流の「ガンガンいこう、がむしゃらにガンガンやろうや」の意気込みが浸透した、萎縮などのない対等な闘争集団となっていたことである。

投手も「打てるものなら打ってみろ!」という気概が見えた。バッターは相手投手に束になってかかっていく結束力を見せた。まさにどんな相手であろうが、ぶつかっていく集団であり下を向くヒマなどない新たな力が台頭し、かつての実力者を呼び覚ます新旧入り乱れての総合力を見せてくれた。この時点ではよくやった~である。

ただ交流戦は終わった。ここから、ここから熱い夏場の正念場に差し掛かる。同じ野球好きの少年が長じて高給を食むプロ選手になったのだ。培った力と流した汗と涙の成果をぶつけ合う素晴らしいプレーを見せてもらいたい。出来れば勝って勝って勝ち切ってくれればありがたい。ただ、同じような相手がいること、相手にも熱烈なファンがいて必死に応援している。だからやっぱりプロ野球は面白い。

そしてやっぱり、がんばれカープ!勝て勝てカープ。カープカープ我らのカープ~~!!

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