株主総会イメージ写真
6月は多くの企業で株主総会という重要な会議が開かれる季節である。
過去1年間の企業の業績、利益、損益、収支バランスなどなど、経営陣の手腕が問われる。その結果によっては株主に大きな配当金が支払われ、経営陣の首がつながる。その逆の場合もしばしば起こる。つまり株主への配当金は見送られ、経営陣の退陣や人事刷新など経営概況がガラッと様変わりしたりする。
そんなことより何より、株主総会の結果によって株主への配当金が出るのか出ないのか、出るとすればどのくらい??などと懐残用をする。
残念ながら多くの場合というかほとんどの持ち株でニッコリ笑えることは少ない。世の中はヘタな鉄砲も数打ちゃ当たるというが、なかなかそんなに甘くない。これぞ!!などと素人考えで投資してみる。とたんに日経平均株価が200円も300円も下がって、のっけからマイナススタートの経験ばかり。
そんな無駄なことをしなきゃいいのに。それがね、たまたま何かの拍子で少しだけプラスになったりするとその残像はしばらく頭から離れない。
ついつい夢よ再び、などとどうしようもない銘柄に突っ込んでしばらく塩漬け・・・なんてことの繰り返し。ただ一つだけ利点があるとすれば、ボケ防止の役に立つのかな。欲の皮が突っ張っている間はボケ~としてもいられない、と思ってはいるのだが、やっぱり何もせずにお小遣いをしっかり握っているのが正解かもしれない。
まあ元々手持ちが少ないのだから特殊詐欺に持っていかれるほどの損害にもならないのかな。日々日経平均株価に目をやってガックリ来たりワクワクしたりする感情の動きを感じるのも生きている証しでもある。と言うことにしておこう。