「世の中、ちょっとやぶにらみ」

本音とたてまえ使い分け、視点をかえてにらんでみれば、違った世界が見えてくる・・・かな?    yattaro-

「あれは3年前」

2024年11月24日 | 地域活動

                                 

   

やはりこの季節、「初冬」と呼ぶのがお似合いなので、迷わずそう呼ばせて頂こう。
初冬の朝早い川風を心配して少し重ね着で出かけた河川敷運動広場。岩国のシンボル錦帯橋の上流200m。見上げる目に飛び込む岩国城という素敵なロケーションのもと、少年ソフトボールに取り組む近郊の20チームが参加する大きな大会に来賓と言う形のご招待を受けた。

かつては地元に進出して来た電力会社がスポンサーとなっていたリーグ戦だが、電力会社の事情で撤退したため財政的に窮していたところを、地元の子どもたちが多く参加するのだから、私たちの地域活動の中で出来る範囲の応援をしよう。これも、地域活動が標榜する「青少年健全育成」の理に叶った活動として実践している。そんな事情があって来賓として招かれ、開会式を盛り上げた。ただ予想通り陽射しのない時間帯は寒かった。

しかし、寒い暑いなどと言ってる場合じゃなく、火の玉のように孫の背中を押しまくって応援したのはたった3年前の話である。先発投手とショートストップの二刀流でジジを満足させる大活躍であった。いま3年前の後輩たちが6年生レギュラーになってがんばっている。そんな6年生が私の顏を見ると「〇〇君のジイちゃん」と寄ってきてくれる。

これだけの子どもたちが集まるためには何人の大人のパワーが注ぎ込まれているのだろう。お父さんもお母さんも祖父母も必死である。このように親子の共通した目標があって、一緒に過ごす時間が持てることは、今どきの子どもには必要な気がしてならない。小学校では1年生から全員がタブレットを使って学習する時代である。何がよくて何がよくないのか判然としない時代背景の中で、少なくともこういったスポーツ少年の中からは、ホワイト案件の誘いに乗るようなことがないよう祈りたいものだ。
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