陽当たりのいい東側の出窓の下。小さな花壇に、カビが生えて食べられなくなったお米を一握りずつ撒いて、スズメの餌付けをしているつもりの我々を、あざ笑うかのように、一向に警戒心を解かない。写真さえなかなか撮らせてくれない。
3日餌を与えたら生涯その恩を忘れないという犬などと比べると、同じ動物ながら随分その性根は異なるものなんだなー。
どうしても、お米をついばむ写真が撮りたくなってカメラを向けること数日。
朝早くにお米を撒く。警戒しながらも撒き立ての多くのお米を求めて、お腹をすかせて朝食にやってくるのを待った。カメラを向ける、逃げられる。何度か失敗。そのうち、スズメがカメラに慣れてきたのか、こちらの執念に肖像権を放棄する気になったのか、ようやく撮れた。
その間よく観察してみると、一羽でやってくるのは滅多にいない。たいていが偶数でやってくる。夫婦か恋人同士か。教えてはくれないが、その中で必ず一羽が見張り役をする。他のスズメは一目散についばむ。いい加減になったらお米がなくならないうちに一度飛び立つ。しばらくしてまたやってくる。今度は見張り役が変わる。一度飛んできたままで見張り役を交代して餌を食べるなどは決してしない。必ず一度は飛び立って改めてやってきたとき、見張り役が交代している。
たまに奇数でやってくるのは夫婦と子供に違いない。怖々羽根を震わせる子に口移しで米を与える。その時も必ず一羽は少し離れて見張りをする。
やるもんじゃねー。親子・夫婦・恋人同士、どんな組み合わせかは分からないが、確かな信頼で結ばれた秩序が保たれている。その秩序を時々乱すやつもいる。その時は、必ず親鳥が追い散らして、取りあえず近辺からところ払いをしている。
スズメの親子のいいところは見せてもらったが、なんとまあブログネタ探しとはいえ、ヒマな人間だなーとあきれる。執念と言えばカッコいいけどね。
(写真:ついに捉えた出窓下のスズメ夫婦?)
3日餌を与えたら生涯その恩を忘れないという犬などと比べると、同じ動物ながら随分その性根は異なるものなんだなー。
どうしても、お米をついばむ写真が撮りたくなってカメラを向けること数日。
朝早くにお米を撒く。警戒しながらも撒き立ての多くのお米を求めて、お腹をすかせて朝食にやってくるのを待った。カメラを向ける、逃げられる。何度か失敗。そのうち、スズメがカメラに慣れてきたのか、こちらの執念に肖像権を放棄する気になったのか、ようやく撮れた。
その間よく観察してみると、一羽でやってくるのは滅多にいない。たいていが偶数でやってくる。夫婦か恋人同士か。教えてはくれないが、その中で必ず一羽が見張り役をする。他のスズメは一目散についばむ。いい加減になったらお米がなくならないうちに一度飛び立つ。しばらくしてまたやってくる。今度は見張り役が変わる。一度飛んできたままで見張り役を交代して餌を食べるなどは決してしない。必ず一度は飛び立って改めてやってきたとき、見張り役が交代している。
たまに奇数でやってくるのは夫婦と子供に違いない。怖々羽根を震わせる子に口移しで米を与える。その時も必ず一羽は少し離れて見張りをする。
やるもんじゃねー。親子・夫婦・恋人同士、どんな組み合わせかは分からないが、確かな信頼で結ばれた秩序が保たれている。その秩序を時々乱すやつもいる。その時は、必ず親鳥が追い散らして、取りあえず近辺からところ払いをしている。
スズメの親子のいいところは見せてもらったが、なんとまあブログネタ探しとはいえ、ヒマな人間だなーとあきれる。執念と言えばカッコいいけどね。
(写真:ついに捉えた出窓下のスズメ夫婦?)
やはり人間に興味を持って生きて生きたいとは思っていますが。お宅のスズメ、もう肩にとまったりしているのでしょうね。
スズメはやはりスズメです。でも少ーし近くなれたかも。古いお米のお陰でね。
人間以外も人間も大切に大切にお付き合いしていきまーす。
これからも、このコメントに感想を入れて送ってもらえたら、ブログを開くたびに目を通せるからいいよね。
有り難う。