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母を見送って、昨日でまる9ヶ月。
3日後に控えた新盆法要に向けて、あれこれ汗を流す日の連続である。
降ったり止んだりの雨の合間を縫って、お墓掃除。バケツ3杯の水と、掃除用七つ道具をひっさげて。その中に亀の子たわしも入っているが、墓石にたわしはないだろう…と思い直し、きれいなタオルでこするこする。ピカピカに磨き上げた。一つ肩の荷をおろす。
14日には、お寺さんをお招きしてある。新盆に頂いた提灯の披露もある。そんなこんなでお客さんも見える。こりゃー植木の刈り込みもしておかなければ…。
いつの時も引き受け側には、表に出ない労力が積み重ねられているのだ。まあ当たり前と言ってしまえばそれまでだが、時には気軽に親元へ帰る身分を味わってみたい…と思うこともある。
労力だけにとどまらない「+αの散財」のあることは、言わぬが花としておこう。
誰かがやらなければならないことは、誰かがやらなきゃことは前に進まない。好んで親元を引き受けているわけではない。ましてや吹けば飛ぶよな次男坊。古来の家督云々の話になれば、冷や飯食いの筆頭のはず。それがどう間違ったのか、持って生まれた運命(さだめ)か、そうなる宿命だったのか。千祖伝来のお墓もお仏壇もこの手の中にある。
愚痴ってるなどと勘違いされるのは心外である。というのも、生前の母が誰よりも私を頼りにしてくれていたのを、身をもって感じているから。そしてこの手で黄泉路への道案内をさせてくれたことを、誇りに思っているのだから。
植木の刈り込みも格好だけは一人前。でも、クロガネモチは実が生っている部分は切り落とさないよう注意を払って刈り込んだ。冬場のヒヨのエサを確保するために。
before after
( 写真: 幕末期のお盆、『日本の礼儀と習慣のスケッチ』より )
3日後に控えた新盆法要に向けて、あれこれ汗を流す日の連続である。
降ったり止んだりの雨の合間を縫って、お墓掃除。バケツ3杯の水と、掃除用七つ道具をひっさげて。その中に亀の子たわしも入っているが、墓石にたわしはないだろう…と思い直し、きれいなタオルでこするこする。ピカピカに磨き上げた。一つ肩の荷をおろす。
14日には、お寺さんをお招きしてある。新盆に頂いた提灯の披露もある。そんなこんなでお客さんも見える。こりゃー植木の刈り込みもしておかなければ…。
いつの時も引き受け側には、表に出ない労力が積み重ねられているのだ。まあ当たり前と言ってしまえばそれまでだが、時には気軽に親元へ帰る身分を味わってみたい…と思うこともある。
労力だけにとどまらない「+αの散財」のあることは、言わぬが花としておこう。
誰かがやらなければならないことは、誰かがやらなきゃことは前に進まない。好んで親元を引き受けているわけではない。ましてや吹けば飛ぶよな次男坊。古来の家督云々の話になれば、冷や飯食いの筆頭のはず。それがどう間違ったのか、持って生まれた運命(さだめ)か、そうなる宿命だったのか。千祖伝来のお墓もお仏壇もこの手の中にある。
愚痴ってるなどと勘違いされるのは心外である。というのも、生前の母が誰よりも私を頼りにしてくれていたのを、身をもって感じているから。そしてこの手で黄泉路への道案内をさせてくれたことを、誇りに思っているのだから。
植木の刈り込みも格好だけは一人前。でも、クロガネモチは実が生っている部分は切り落とさないよう注意を払って刈り込んだ。冬場のヒヨのエサを確保するために。
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before after
( 写真: 幕末期のお盆、『日本の礼儀と習慣のスケッチ』より )
義父も夫も一人っ子なので
お客様はいらっしゃいませんが、
お盆供養は提灯を出したり、お供えを揃えたり、それなりに準備が大変です。
↑江戸時代の絵のように、
我が家も迎え火を焚きます。
ずーっと行われてきたことなんですね。
私などはともすれば傍観者ですが、主婦はそうはいきませんね。なにかと大変なようです。
少しは負担を軽くしてやらなければ……などと思いつつ、やっぱりボー観していたり…。
もう・・植木の刈り込み・畑の草取り・孫の守……器用ですよ。昔、職場で2番目に器用な男と呼ばれていました。
頭を使うこと以外は得意です。飛んでいって植木の刈り込み、やりたいね…日当要らないから…旅費だけ…。随分高い植木屋さんになってしまうね。
明日はお父様のご命日ではありませんでしたか(今日だったらごめんなさい)。確かこの時期でしたね。
お母様の新盆と…
目に見える命のリレーを嬉しそうなお顔で確かめられて、安心しておかえりになるでしょうね。
先立たれた方から頂いた命…、
そのひとつの悠雅君のご成長は、何にも代えがたい幸せな報告でしょうか。
お疲れの出ませんように~
母の命が、悠雅君に引き継がれていく不思議さを感じずにはいられません。
母にし足りなかったことを、この孫に託す思いで、これからの長い付き合いが始まるのでしょうか。すでに、千陽(ちひろ)和来(かずき)兄弟には少しは手を貸してきていますが……。
よく覚えておいて下さいました。父の祥月命日は明日14日です。
その日にあわせて、母の新盆供養させてもらうことにしています。
何をどうする…ほどの準備が…と思いつつ、少し手を貸している…というのが現状です。
これでまたひとつ、心鎮まる気持ちになれれば幸いです。