遠くに住む友から電話があった。「〇〇ちゃん、あなたからもらった年賀状で切手シートが当たったよ!有難う。ところで私が出したのは当たってなかった?」と言う。「エッそうなの、当選発表はいつだったの?」などのやり取りがあって、まあダメで元々、パソコンで当選番号をチェックして、いざ照らし合わせ。
そう云えば、大晦日の昼に発表があった年末ジャンボ宝くじも、神棚に挙げたまま年が明けてからゆっくり丁寧に、慎重にチェックしたのを思い出した。何故発表と同時に飛びついてチェックしないのか。それほどガサついても仕方がない、それより鷹揚に構えて「当たってくれ」と願う心の内を見透かされないように・・・などと男の美学を洒落込む癖がいつしか身に付いていた。但し、年賀状の当選発表はほんとに知らなかった。ま、どうせ当たりゃせんじゃろうという先入観のなせる業か。
友からの電話に触発されて、一応チェックしてみた。案の定1等2等などかすりもしない。結果的にはそれほど必死になって細かくチェックいたわけですよ。おまけともいえる3等の切手シートが4枚当たっていた。
年賀状100枚買って8500円。切手シート4枚で780円分が戻ってくる計算である。これはなんと9.3%に当たる還元率である。なんてケチな計算しているようじゃ大成はしないね。
友の電話から思わぬ拾い物。ただ彼女からの葉書は外れだった。それにしても斜陽の年賀状産業に対して100枚せっせと書いた律儀を神様が認めてくださって、籤運の悪い男へのお目こぼしを頂いたと喜んでおこう。
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