いちじく。まさに今一番美味しい「旬」の果実。この地方は適度な雨と日照りに恵まれ、大風も吹かなかった今年は、見事に熟れた味を満喫させてくれる。といっても、グルメで新しがり屋の上の孫に大半を持って行かれてはいるが。
いちじくは漢字で「無花果」と書く。が、花がないわけではない。実の中に小さなツブツブが沢山詰まっている、あれが花なのだそうで、いちじくは花の部分によって独特の食感を生み出しているのだそうだ。つまり、いちじくの実を食べていると思っていたのが、実は花を食べていたということになる。
ちなみに「いちじく」という名前の由来は、毎日1つずつ熟すことから「一熟」→「いちじく」になったという説や、ひと月で実が熟すため「一熟」→「いちじく」という説もある。また呼び名としては南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)とも呼ばれる。
旬とは、魚介・野菜・果物まどが自然に熟して、味の最もよい食べ頃のことを言う。
この頃では保管技術の進歩によって、ありとあらゆる商品が年がら年中出回るため、本当の旬の味が分からなくなってしまう。
ただ、いちじくに関しては、木になって熟れる時間も早いが虫や蟻のターゲットとされるため、歩留まりも品質も落ちやすい。日持ちも短い。まさに貴重な花の命に似た旬の短い食材ではある。
そこへ行くと我々人間は、生を受けて以来一握りの灰になるまで、その時その年齢に応じた味わいを醸し出す不思議さを持っていると思う。20歳の時も、30代の子育ても、脂の乗った働き盛りもそして定年を迎えた後も、生きている限り日々「旬」の連続であると思いたい。
泣いても笑っても一回こっきりの人生。一つでも多くの楽しみを見つけながら年を重ねる気概を忘れないためにも、「我が人生今が旬」の気持ちを持ち続けましょうや、ご同輩。
( 写真:今を盛りの いちじく )
いちじくは漢字で「無花果」と書く。が、花がないわけではない。実の中に小さなツブツブが沢山詰まっている、あれが花なのだそうで、いちじくは花の部分によって独特の食感を生み出しているのだそうだ。つまり、いちじくの実を食べていると思っていたのが、実は花を食べていたということになる。
ちなみに「いちじく」という名前の由来は、毎日1つずつ熟すことから「一熟」→「いちじく」になったという説や、ひと月で実が熟すため「一熟」→「いちじく」という説もある。また呼び名としては南蛮柿(なんばんがき)、唐柿(とうがき)とも呼ばれる。
旬とは、魚介・野菜・果物まどが自然に熟して、味の最もよい食べ頃のことを言う。
この頃では保管技術の進歩によって、ありとあらゆる商品が年がら年中出回るため、本当の旬の味が分からなくなってしまう。
ただ、いちじくに関しては、木になって熟れる時間も早いが虫や蟻のターゲットとされるため、歩留まりも品質も落ちやすい。日持ちも短い。まさに貴重な花の命に似た旬の短い食材ではある。
そこへ行くと我々人間は、生を受けて以来一握りの灰になるまで、その時その年齢に応じた味わいを醸し出す不思議さを持っていると思う。20歳の時も、30代の子育ても、脂の乗った働き盛りもそして定年を迎えた後も、生きている限り日々「旬」の連続であると思いたい。
泣いても笑っても一回こっきりの人生。一つでも多くの楽しみを見つけながら年を重ねる気概を忘れないためにも、「我が人生今が旬」の気持ちを持ち続けましょうや、ご同輩。
( 写真:今を盛りの いちじく )
父が好きで、子供の頃私がよく見に行っては食べごろをもいできたんですよ。ミルクの汁がちょっと嫌でした。
イチジクの葉をいっぱい集め、カラカラに乾燥させます。布袋に入れてお風呂の湯に入れます。真っ黒なお湯になりますが、冬場、体の温まることと言ったらみかん風呂の比ではありません。私も教えてもらったのですが、(においはきついです、漢方みたいな?好きですが)葉が枯れ落ちるのを忘れなければ今でも集めておいて時々。嫌いな方がいるとダメですね。
花を食べているのですね。
やはり出来立て・なりたての果実は美味しいです。
グルメ少年が3ヶや4ヶたちどころに平らげます。
とっても楽しい旅行になったんでしょ、よかったね。
皆さんが、taketyannのコメントが入らないのを心配しておられたので、これからまた、元気のいいご意見を発信してね。
これからの人生、いつのときも「旬」であったら最高ですね~。
イチゴジャム、懐かしいですね。この頃ではジャムを作るほどイチジクの実が採れにくいようです。