畑に吹く風

 春の雪消えから、初雪が降るまで夫婦二人で自然豊かな山の畑へと通います。

雪の新潟吹雪で暮れる

2013-01-05 04:23:55 | 風景

 「ハァー 雪の~ 新潟吹雪で暮れて~よ~♪」
って、『佐渡おけさ』の歌詞では無いけれど、吹雪が続きました。 

 道路の左向こう、夏季の駐輪場には小高い雪の山が出来ています。
吹雪くばかりではなく、降雪の量も今シーズンは結構多い。


 真っ白で分からないけれども、広い道が村の真ん中を縦断しています。
子供の頃は、右に見える家の向こうまで、夏季の水田の中を踏み道を付けていました。

 雪国の冬の道は融通が効き、どこでも「カンジキ」で踏みさえすれば道になっていました。
小学生の頃から、朝早く親に起こされ、道踏みの手伝いをしていたものです。
村の近くからさえ、親が駅まで自動車で送る子供たちには、お伽噺の世界でしょうね。


 駅舎の両側は屋根から滑り落ちた雪で埋まってきました。
降雪、吹雪が治まったら片づけてやろうかな。


 駅前に停めて有る自動車も雪だるま状態。


 駅舎の窓も吹雪く雪と、氷点下の気温で凍りついています。


 その窓を待合室の中から見るとこんな風。
スベルべママが活けたユリの花が健気に花開く。


 線路も吹雪いて向こうは見えない。
駅の構内の線路は、レールとレールの間、そして、上下の線路の間に地下水を流している。
それぞれ「軌間内消雪」「線間消雪」と言い、これで電車の発着がスムーズにいくのです。

 佐渡おけさは「佐渡は寝たかよ~ 灯が見えぬ~♪」と続きます。
吹雪が周期的に襲う、辛くて寒い日がまだまだ続く越後の魚沼です。
コメント (10)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする